【スナップオン・ツールズ】MTG-DUAL-TAB2/MTG-DUAL-TAB2-PROがアップデートでさらなる進化! セキュリティゲートウェイ対応・DoIP・AI診断でより高度な診断が可能に | CAR CARE PLUS

【スナップオン・ツールズ】MTG-DUAL-TAB2/MTG-DUAL-TAB2-PROがアップデートでさらなる進化! セキュリティゲートウェイ対応・DoIP・AI診断でより高度な診断が可能に

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【スナップオン・ツールズ】MTG-DUAL-TAB2/MTG-DUAL-TAB2-PROがアップデートでさらなる進化! セキュリティゲートウェイ対応・DoIP・AI診断でより高度な診断が可能に
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自動車の電子制御化が加速度的に進む中、整備現場に求められる診断機のスペックはかつてないほど高まっている。

そんな中で、スナップオン・ツールズ株式会社(本社:東京都江東区/則武秀昭代表取締役 以下、スナップオン)が誇るスキャンツール“MTGシリーズ”の最上位機種「MTG-DUAL-TAB2/MTG-DUAL-TAB2-PRO」は、昨年の第22回国際オートアフターマーケットEXPO2025(IAAE2025)での初お披露目以来、次世代整備のスタンダードとして多くの現場に導入されてきた。

そして2026年春、車載ネットワークの高速化や、車両データの保護を目的としたセキュリティ強化の動きに対し、MTG-DUAL-TAB2/MTG-DUAL-TAB2-PROがさらなるアップデートを遂げたとのことで、同社を取材。過去の編集部記事でも触れた基本性能をおさらいしつつ、新たなアップデートにより詳細が明らかになったセキュリティゲートウェイ(SGW)対応にスポットを当てて、改めてMTG-DUAL-TAB2/MTG-DUAL-TAB2-PROをご紹介したい。

次世代規格DoIP対応と、現場を支える「Autoland AI」

まず、MTG-DUAL-TAB2/MTG-DUAL-TAB2-PROの核としておさらいしておきたいのが、新しい通信規格「DoIP(イーサネット通信:ISO13400)」への対応だ。近年の車両は、ECU間の通信データ量が膨大になっており、従来のCAN通信から、より高速なDoIP通信への移行が進んでいる。MTG-DUAL-TAB2/MTG-DUAL-TAB2-PROは、このDoIPに標準対応し、最新車両の故障診断においてもストレスのない高速通信を実現。

また対応メーカーは、オートバイを加えた75メーカー(国産乗用車8メーカー、欧州・北米・アジア車52メーカー、スーパーカー5メーカー、トラック5メーカー、バイク5メーカー)と幅広く、自動車事故時の記憶装置(EDR)の読み取りにも対応するほか、エーミング調整から作業証明書作成に至るまで1台で完結することが可能で、同社がこれまで展開してきたスキャンツール“MTGシリーズ”の最上位機種として国内での展開を強化中だ。

さらに特筆すべき点として、同社のスキャンツール“MTGシリーズ”初搭載となったAI機能「Autoland AI」が挙げられる。これまでの診断機は、故障コード(DTC)を表示するのみで、具体的な点検箇所は整備要領書を自ら調べる必要があったが、Autoland AIを活用すれば、DTCの内容に基づき「どのセンサーを確認すべきか」「配線のどこをチェックすべきか」といった具体的な手順をAIが提示してくれる。これにより、経験の浅いメカニックでも確実な故障診断が可能となり、作業効率が劇的に向上。現場からも非常に好評だ。

これまではDTCコードのみの表示だったが…
新機能の「Autoland AI」を使用すると…
AIにより点検整備に必要な情報が表示される仕様となっている

なお、上位モデルであるMTG-DUAL-TAB2-PROでは、ドイツ車(Mercedes-Benz、BMW、 Audi、VW、Porsche)のオフラインコーディング・プログラミングにも対応。ECUやセンサー交換時に不可欠なソフトウェアの書き換え作業を、インターネット接続がないオフライン環境でも診断機単体で完結できる点は、作業の安定性とスピードを求めるプロの現場から絶大な支持を得ている点も見逃せない。

最新アップデートでは「セキュリティゲートウェイ(SGW)」に対応

今回のアップデートで最も注目すべき点は、輸入車を中心に採用が広がっているセキュリティゲートウェイ(SGW)への対応強化だ。SGWとは、外部からの不正アクセスや車両盗難を防ぐため、自動車メーカーが設定する「鍵」のような機能だ。今回のアップデートでMTG-DUAL-TAB2/MTG-DUAL-TAB2-PROは、SGWに対し、メーカーごとに最適化された方法でアクセスを可能にした。各メーカーへの対応は以下の通り(※一部抜粋、詳細は同社まで要問い合わせ)。

Audi/VW/Porsche:SFDコードによる保護に対し、QRコードをスマートフォンで読み取るだけでロック解除が可能。リモートコードの取得後、一時的にロックが解除される(※90 分以内。無料)

Chrysler/Maserati/ Fiat:リモートでセキュリティロックの解除が可能(無料)

Mercedes-Benz / BMW:2026年中に開始予定の新サービス「サービスオンデマンド(SOD)」を通じて、サーバー経由の証明書認証やSFAコード取得によるアクセスに対応予定(一部有料)

さらに、国産車においても、日産をはじめとするJAMTA(一般社団法人日本自動車機械工具協会)の標準仕様に順次対応を予定しており、国内外の「見えない壁」に左右されない整備環境を提供するとしている。

高機能なツールであればあるほど、その使い勝手や自社の業務に合うかどうかは導入に際しての懸念となる。スナップオンは、全国約250店の加盟店がバンで直接工場を訪問し、実機によるデモンストレーションを行うスタイルを一貫して守り続けている。「幸運は加盟店のデモが引き寄せる」というスローガンの通り、実際に触れて、その進化を体感してもらうことで、納得のいく導入をサポートしているその姿勢は、スナップオン製品を使用する整備事業者にとっては、何より心強いはずだ。

《カーケアプラス編集部》

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