“RE車”集結のブースから感じたロータリー愛と熱き思い…東京オートサロン2023 | CAR CARE PLUS

“RE車”集結のブースから感じたロータリー愛と熱き思い…東京オートサロン2023

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“RE車”集結のブースから感じたロータリー愛と熱き思い…東京オートサロン2023
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1月13日(金)から15日(日)までの3日間、千葉県の幕張メッセで開催されたカスタムカーの祭典「東京オートサロン2023」。

新型コロナウイルスの感染者が年始に掛けて増加傾向ではあったものの、今年は入場制限などの規制がなかった影響で、来場者数も昨年より約5万人ほど多い179,434人(3日間累計/事務局発表)となり、会場となった幕張メッセは、きらびやかにカスタマイズされたクルマや関連するパーツなどが華やかに並び、多くの来場者の活気に満ち溢れていた。

そんな今年のオートサロンには、昨年に続き“日本チューニング界の神”こと雨宮勇美氏の【RE雨宮】ブースに隣接する形で【ロータリーエキシビジョン】ブースが出展しており、個性的にカスタマイズされた8台のRE車が展示されていた。

ロータリーエキシビジョン】は、世界のロータリーチューニング業界の活性化を目的に、2020年の東京オートサロンで発足。出展スペースを使い、世界に向けた発信を行っている。発起人は前述した雨宮氏で、運営はトータルロータリープロデューサーの伊藤笑会が行っており、ブースとしての出展は今回で3回目。ちなみに、同ブースに出展されていたクルマの共通項は“ロータリーエンジンを搭載している(=RE車)、あるいは搭載予定である”という点だ。

奇しくもオートサロン初日の1月13日は、マツダがロータリーエンジン搭載モデル(※発電用)としては約11年ぶりの復活となる「MAZDA MX-30 e-SKY ACTIV R-EV」を欧州において初公開したタイミングと重なった。用途が発電用かつ欧州での公開だったとはいえ、久々の“ロータリーエンジンの搭載復活”は明るい話題として注目を集めたこともあり、RE車が集結するロータリーエキシビジョンブースも盛り上がりを見せた。

MAZDA MX-30 e-SKY ACTIV R-EV(欧州仕様)※画像出典:マツダニュースリリースより
MAZDA MX-30 e-SKTACTIV R-EV ロータリーエンジン ※画像出典:マツダニュースリリースより

なお、ロータリーエキシビジョン出展者の中に、一昨年はサバンナRX-3を、昨年はサバンナのスポーツワゴン、通称“サバゴン”を出展した、長野県岡谷市の株式会社郷田鈑金の駒場豊社長の姿を今年も発見。今回、駒場社長が出展していたのは「ロータリーシャンテ」。実は昨年、編集部が郷田鈑金を訪れた際に、作業前の実車を見せて頂いていただけに、その仕上がりに驚かされた。

昨年11月時点での「シャンテ」の状態
オートサロン当日の仕上がり

年始早々、明るい話題が提供されたロータリーエンジン。ブースに並ぶ“RE車”と嬉しそうにカメラのシャッターを切る来場者の姿を眺めながら、電動化が進む中で、ロータリーエンジンが果たす役割がどのように進化していくのか、そのポテンシャルに期待せずにはいられないと感じた。

《カーケアプラス編集部@松岡大輔》

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