グッドイヤーは、米国の大豆振興団体(USB :United Soybean Board)から支援を得て、原料に大豆油を使用する新たなタイヤ技術を開発したと発表した。今回開発した新たなタイヤ技術では、大豆油を使用することで、気温が変動する中でもゴム・コンパウンドの柔軟性を維持。タイヤにとって重要な路面グリップ性能の維持と強化を実現した。また、グッドイヤーによる試験では、大豆油を使用したゴム・コンパウンドの場合、タイヤの製造で使用されるシリカ化合物との混合がより容易になることが明らかになった。これにより、生産効率が向上し、エネルギー消費を低減することが期待できる。今回、グッドイヤーは、タイヤ生産における大豆油の商業的利用に着手したが、これは米の籾殻に由来するシリカの利用や、消費者向けタイヤでのカーボンファイバー「デュポン ケブラー」の採用などと同様、最新技術革新の取り組みのひとつ。グッドイヤーは、大豆油を原料とする新たなゴム化合物を初めて商業的に使用することで、ドライ路面、ウェット路面、そして冬季におけるタイヤの性能強化を目指す。
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