ホンダが1996年に発表した人間型自立二足歩行ロボット「P2(ピーツー)」が、IEEE(アイ・トリプル・イー)マイルストーンに認定された。
Honda和光ビルでIEEEマイルストーン認定記念式典が行われ、2020年にアジア人として初めてIEEE会長を務めた福田敏男氏(現 名古屋大学名誉教授)より銘板が贈呈された。
HondaがIEEEマイルストーンの認定を受けるのは、2017年の「ホンダ・エレクトロ・ジャイロケータ」以来、2度目である。
IEEEは、電気・電子・情報・通信分野で開発から25年以上が経過し、地域社会や産業の発展に貢献した歴史的業績を認定する制度として、1983年にマイルストーンを制定した。2026年3月までに世界で293件が認定されている。
今回の認定では、P2の開発で培ったHonda独自の二足歩行制御技術に加え、産業用途に限らず柔軟な知性を持たせ、使い方を拡張することで、パーソナルアシスタントなど社会的・支援的な役割を担うロボットという新たな概念を生み出した点が評価された。
P2で培われた研究技術は、2000年に発表された「ASIMO」へとつながり、より人間の歩き方に近い自然でスムーズな歩行や、実生活に溶け込んだ作業や支援を実現したという。
Hondaは今後もロボティクス技術の研究・開発を継続し、人の役に立ち、人の可能性を拡張することを目指す、としている。


