1500万まであと少し! 九七式中戦車改の日本里帰り「輸送費用」支援募集中…2月20日午後11時まで | CAR CARE PLUS

1500万まであと少し! 九七式中戦車改の日本里帰り「輸送費用」支援募集中…2月20日午後11時まで

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1500万まであと少し! 九七式中戦車改の日本里帰り「輸送費用」支援募集中…2月20日午後11時まで
  • 1500万まであと少し! 九七式中戦車改の日本里帰り「輸送費用」支援募集中…2月20日午後11時まで
  • ロサンゼルス港へ向けて、本日ヒューストンを出発!

静岡県にて自動車整備・販売を行う株式会社カマド(御殿場市かまど717-6)の小林雅彦代表取締役社長は、御殿場市に根ざした地域密着の自動車アフターマーケットビジネスに注力すると同時に、NPO法人 防衛技術博物館を創る会の代表理事として、 防衛技術博物館の創立と展示車両の確保・保管を目的とした活動を2011年から取り組んでいる。

その一環として1930年代中後期に開発・採用された国産戦車『九七式中戦車改』を日本に里帰りさせるために必要な輸送費1200万円の支援募集のクラウドファンディングを2024年12月25日から開始。高額ゆえに困難を極めると思われたが多くの支援者に支えられ、2月8日に目標金額1200万円の支援をみごとに達成。支援の熱は冷めやらず、ネクストゴールとして必要経費分300万円を追加した計1500万円の支援募集を2月20日午後11時まで行う運びとなり、2月18日16時の時点で770名から14,439,000円の支援が集まり、1500万円の目標達成が目前に迫っている。

NPO法人 防衛技術博物館を創る会では、これまでもクラウドファンディングによる支援で国産戦車『九五式軽戦車』の日本里帰りを実現しており、今回は2台目の“里帰りプロジェクト”として『九七式中戦車改』の輸送費用の支援募集を実施。同戦車は、国産主力戦車の中で最も生産台数が多く、日本陸軍の代表的な戦車「九七式中戦車(チハ)」の改良版だが、国内に現存する新砲塔車体は皆無で、今回里帰りを進めている車両は極めて貴重な歴史遺産とのこと。

NPO法人 防衛技術博物館を創る会は、アメリカ・テキサス州の「太平洋戦争国立博物館」で1972年から50年以上に渡って大切に守られてきた新砲塔チハを、同法人で所有していた「九五式軽戦車 撮影用実物大模型」と交換する形で入手できることになり、2024年3月から「アメリカからの里帰り計画」を進めてきた。

太平洋戦争国立博物館も新砲塔チハが故郷である日本で修復されることを望んでおり、アメリカの現地時間2月12日にテキサス州の太平洋戦争国立博物館から「九七式中戦車改(新砲塔チハ)」が搬出され、2月18日未明にテキサス州ヒューストンから、カリフォルニア州ロサンゼルス港に向け陸路2,500kmの旅に出発した状況となっている。

このプロジェクトの詳細や支援の進行状況は、クラウドファンディング「READYFOR」内のWebページ「九七式中戦車改、里帰り直前の急展開!?輸送費用のご支援を」で確認できる。支援活動に参加したい場合はぜひチェックしてほしい。

《カーケアプラス編集部》

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