幾度となく手放そうと思うのに乗り続けてしまう…。カーオーナーのクルマ生活に喜びと発見、そして痛烈な刺激(精神的にも経済的にも)をもたらす、歯がゆいけれど縁を切れない恋人のような存在かもしれない。
本当にクルマを大切にしているカーオーナーに「愛車への想い」を語ってもらった。
■愛車情報
車種 :ポルシェ 356 B
(オリジナルコンディション)
グレード :カブリオレ
色 :グリーン
年式 :1962年
購入年 :1990年(平成2年)
維持費 :(年)10万円くらい ※夏と冬は乗らない
空冷エンジン。子どもの頃、耳にした赤とんぼ(九五式一型練習機)のバタバタのエンジン音が似ている。1962年につくられた車とは思えない、美しさ。色も好き。
ふっくらとしたお尻(リア)がいい。
春と秋。風に乗り、バタバタ音を聞くのが楽しい。屋根がないのが嬉しい。
自宅の隣にあったから。「こんな車、整備したことないから困る」と最初は言われたが、鍵を預けて、ずっとお願いしているうちに、しっかりやってくれるようになった。
自転車がわり。
■オーナープロフィール
在住 :福岡
これまでの車歴:SUBARU R1(てんとう虫) ※可愛い足車♪
1966Mercedes-Benz 250SL ※Tour de Arita 2018参加車両
VW Karmann Ghia
今欲しい車 :Vanden Plas Princess
<取材協力>
Tour de Arita (ツール・ド・アリタ)
http://td-arita.com/