デンソーは12月28日、スマートフォンで検索した目的地を簡単にカーナビに転送できるアプリ『NaviCon(ナビコン)』とカーナビの接続方法をまとめたウェブサイトを公開した。クルマで出掛ける機会が増える年末年始に、NaviConをもっと広く使ってもらおうと公開された。実はカーナビを使うのに大きなハードルとなっているのが目的地探し。スマートフォンなら名称を入力するだけで一発で目的地が表示される時代なのに、カーナビの多くはメニューを開いてジャンルや住所などの手順を踏まなければならないからだ。そうした中でNaviConを使えば、スマートフォン上で目的地を探し、それをカーナビに転送するだけで簡単にカーナビ上での目的地設定が終了する。つまり、目的地探しがしやすいスマートフォンと、分かりやすく高精度なルートガイドを受けられる車載ナビの、いわば“いいとこ取り”の発想で生まれたアプリがNaviConなのだ。NaviConに対応したカーナビは今や600機種以上にものぼり、世に出ている大半のカーナビが対応済みとなっている。しかし、現状ではこの対応に気付かない人も少なからずおり、知っていたとしてもカーナビとの接続方法がハードルとなって使って来なかったとの声もあった。ならば、カーナビごとにスマートフォンとの接続方法をガイドしようと公開されたのがこのウェブサイトというわけだ。ウェブサイトでは、使っているカーナビのメーカー名→機種名へと入っていくと、掲載されている手順に従って進んでいけば簡単に接続できるようになっている。接続が完了したかどうかは、スマートフォン上のNaviConアプリで「ON LINE」と表示されたら接続された証しだ。作業的には数分で終わる内容で、一度接続すれば履歴として残り、次回からは自動的に接続されるようになる。このウェブサイトで紹介された方法はハンズフリー電話などで使うBluetooth接続でも使える。Bluetooth接続で悩んだらこのサイトを参考にしてもいい。なお、NaviConの利用料は無料。iOS、Android端末のいずれでも対応済み。この年末年始のドライブでぜひNaviConを使ってみてはいかがだろうか。
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