11月25日から26日にかけて、「バルケッタ・ミーティング」が中伊豆ワイナリーシャトーT.S(静岡県伊豆市)を基点に開催されている。主催はClub della Barchetta。2004年から2008年にかけて開催されていたバルケッタ・ミーティングが9年ぶりに復活した。バルケッタとはイタリア語で「小舟」を意味し、1950年代から60年代の小排気量オープンモデル、特にスタンゲリーニをはじめ、バンディーニ、OSCAなど当時のミッレ・ミリアやルマン24時間レース等に参加したクルマたちを指し、今回も40台以上のエントリーがあった。また、バルケッタを広義に解釈し、戦前車もその範疇に加え、ブガッティをはじめとした20台近い戦前車が中伊豆ワイナリー シャトーT.Sに集まった。快晴となった25日、9時過ぎより着々と会場にバルケッタたちが集合。イタリアの国家憲兵(カラビニエリ)に扮した主催者が馬に乗って出迎えたのち、参加車両はグラッパの丘芝生広場に展示されている。各車両は、12時過ぎより約100kmのツーリングにスタートし、再び15時半過ぎに会場へ戻ってくるスケジュールである。26日にはワイナリーシャトーテラスに車両を展示し、お昼に解散となる予定だ。
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