マクラーレン・テクノロジー・グループのエグゼクティブチェアマンを務めるロン・デニス氏は10月6日、NTTコミュニケーションズが都内で開催したセミナーに登壇し、自動運転について「自動化というは車の世界を超えて、生活の一様式になる」との認識を示した。デニス氏は「自動運転はチャレンジである。センサー技術、そしてセンサーをきちんとクリーンに維持して、一貫して安定した形でシグナルを出すようにすることは、非常に大きな課題。また完全に信頼できるデータ主導の自動化を生むのに必要な技術も、これから乗り越えるべき課題だと思うが、これは非常に早く今後、起きてくると思う」と指摘した。さらに「これは私の予想だが、自動運転、この自動というは車の世界を超えて、生活の一様式になる」とも述べた。その一方で「私は二歩先を必ずしもとても楽しみに待っているわけではない。やはり自動化によって人間の行動や、人間的な側面が若干減るということが起きると思う。だから少しネガティブに思うところもある」とし、「デバイスというのは主人であってはならない、我々の下僕でなくてはならない」と強調した。
国土交通省が自動車整備事業者のための「働きやすい・働きがいのある職場づくりガイドライン」を改訂…人手不足解消とサービス向上に期待 2025.6.25 Wed 14:29 自動車アフターマーケット業界で深刻な課題となっている整備士…