AUTOMOBILE COUNCIL実行委員会は、4月11日から13日の3日間、千葉市の幕張メッセで「AUTOMOBILE COUNCIL 2025(オートモビルカウンシル2025)」を開催する。テーマは「クルマを超えて、クルマを楽しむ Classic Meets Modern and Future(クラシック・ミーツ・モダン・アンド・フューチャー)」だ。
トヨタは会場で「TOYOTA CLASSIC」としてヘリテージ活動を訴求、レストアした『セリカ・リフトバック』や『4500GT』コンセプトカーを展示した。三菱自動車は『HSR-II』コンセプトや『デボネア』、マツダも『S8P』コンセプトやユーノス『500』を展示して自社の“クルマ文化”を主張した。 ホンダは初代から発売間近の最新型まで、歴代『プレリュード』を並べた。
主催者テーマ展示はジョルジェット・ジュージャーロ(ジウジアーロ)「世界を変えたマエストロ」とスポーツカー「THE GOLDEN AGE OF RALLY IN JAPAN」。コンセプトカーでは前出の三菱とマツダのほか、 ベルトーネ作のランチア『ストラトス・ゼロ』は見逃せない。また模型メーカーのタミヤがF1のタイレル「P34シックスホイーラー」を展示したのはモータースポーツファンには嬉しいところ。ヒストリックカーだけではなく、BYDやケイターハムの「新世代自動車」も要チェックだ。
オートモビルカウンシルは2016年に「3日間だけの夢の自動車博物館」をコンセプトにスタートし、2025年で10回目の節目を迎える。歴代の名車たちから受け継がれるヘリテージに光を当てながら、クルマにまつわる楽しさを味わい尽くす「自動車の大人のフェス」として成長してきた。
2025年の開催では、過去最大規模となる幕張メッセ9-11ホールの3ホールを使用。さらに隣接エリアに特設屋外展示と特設駐車場を新たに設置する。クルマはもちろん、アート、音楽、トークセッションといった自動車ショーの枠を超えた楽しみが交差する3日間となる。
イベント運営に関して主催者は、当初から「量」より「質」にこだわったイベントづくり、自動車各社のDNAやヘリテージによるファンづくり、自動車文化を彩るさまざまなカルチャーとの融合を大切にしてきたという。
本2025年は、幕張メッセ9-11ホールの3ホールを使用し、過去最大規模での開催となる。また隣接エリアに特設屋外展示&特設駐車場を新たに設置する。4月9日現在の出展者数は、日本車メーカー・インポーター・新世代自動車、ヘリテージカー販売店(含 SUV販売店)などをすべて合わせて、過去最多の131社(2024年実績:113社)、うちメーカーとインポーターは9社だ。