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神奈川県海老名市で自動運転バス実証実験を予定…一般も無料で乗車可能

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3月10日から21日まで、神奈川県央地区で初めての自動運転EVバスの実証実験が行われる。この取り組みは、相鉄バス、NTTコミュニケーションズ、先進モビリティ、海老名市が連携して行うもので、地域の多様な移動ニーズに応えることを目的としたものだ。

実証実験では、自動運転レベル2の技術が用いられる。これは、運転席に運転士を配置しつつ、遠隔監視を行う方式だ。遠隔監視にはNTTコミュニケーションズの5Gワイド技術が活用され、混雑環境下でも安定した映像伝送が可能。通勤ラッシュ時でも高い安定性を保ちながら、リアルタイムでの車両情報の管理が行われる。実験は平日のみ実施され、海老名駅と海老名市役所間の約1.2kmの公道を使用する。

実証実験の期間中は、一般の人もスマートフォンアプリを通じて予約し、自動運転EVバスに乗車することができる。乗車は無料で、定員は15名だ。

この実証実験は、2024年5月に相鉄ホールディングスと海老名市が締結した包括連携協定に基づいて実施される。高齢化社会や生活様式の変化に伴い、地域内での多様な移動手段の提供が求められる中、地域の円滑な移動をサポートする一助となることを目指す。

運行予定時刻:9時00分~15時20分
海老名駅東口 1番乗場~海老名市役所 南側玄関(30分間隔)
海老名市役所 南側玄関~海老名駅東口 1番乗場(30分間隔)

《大矢根洋》

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