愛車のタイヤは本当に安全? 「タイヤ点検」の重要性を知る  | CAR CARE PLUS

愛車のタイヤは本当に安全? 「タイヤ点検」の重要性を知る 

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ダンロップ全国タイヤ安全点検:平井アナも体験
  • ダンロップ全国タイヤ安全点検:平井アナも体験
  • ダンロップ執行役員増田栄一氏(左)と平井理央アナウンサー(右)
  • ダンロップ全国タイヤ安全点検:平井アナも体験
  • スタッフの説明を真剣に聞く平井アナ
  • 溝を測る平井アナ
  • 摩耗タイヤは残溝2ミリ。規定では1.6ミリまで車検OKだが交換していい状態
  • ダンロップ全国タイヤ安全点検:平井アナも体験
  • 劣化したタイヤ:たわみによってひび割れが進む
6日、ダンロップは全国各地の道の駅で「全国タイヤ安全点検」を実施した。そのひとつ埼玉県のアグリパークゆめすぎとには、ゲストとしてフリーアナウンサー平井理央さんが参加し、タイヤ点検に関するレクチャーを受け、点検作業を体験した。

◆今年は累計10万台の点検をめざす

全国タイヤ安全点検は、ダンロップが年2回、4月と10月に開催しているもので、今年は11年目となる。このイベントで点検した車両の台数は91,000台にも達し、今年は累計で100,000台の点検を目指すという。会場の道の駅周辺は晴天に恵まれ気温も汗ばむほどだったが、西日本では台風の影響で一部開催を中止したところもあるという。

イベントは、ダンロップ 執行役員 増田栄一氏の挨拶で始まり、その後スタッフが2人一組となり駐車場の車両について、無料点検サービスを開始した。主な点検項目は空気圧、残り溝、傷や劣化、偏摩耗などだ。チェックシートに点検結果を書き込み、オーナーに状況を説明する。無料でタイヤの状態をチェックしてくれるとあって、中には「自分の車もチェックしてくれ」と申し出るドライバーもいた。

◆熱心にレクチャーを受ける平井アナ

平井アナは、ダンロップが用意した車とタイヤで、スタッフからタイヤに関するレクチャーを受けた。新品の溝の深さと摩耗したタイヤの溝の深さを測り、ドア(またピラー)の指定空気圧ラベルの説明を受け、摩耗したタイヤの危険性などの説明を受けていた。平井アナは「新品タイヤの溝が7ミリあるとは知らなかった。4割くらい減るとスリップしやすくなることも学びました。この点検では、全体の30%くらいに何らかの異常・不備が見つかるというのも驚きです。」と感想を語っていた。

また「子供も生まれ、買い物や近所の移動に運転することはあります。長距離のドライブはしませんが、子供がもう少し大きくなったら雪山でスキーやスノボに行きたいです」という平井アナに対し、増田執行役員は「お子さんも同乗されるとのことで、やさしい運転を心がければ、安全+タイヤの長持ちにもプラスになります。雪山へは冬タイヤの装着をお願いします」とアドバイスしていた。

◆点検全体の3割が不備が発見される

ダンロップによれば、全国タイヤ安全点検では、毎回3割前後の車両に、空気圧不足、残溝不足、ひび割れなど劣化が見つかるという。中でも空気圧不足がいちばん多く、不具合車両の25%が空気圧の問題だそうだ。そのようなドライバーは、タイヤの空気が自然に減るという認識があまりなく、車の状態にも関心が低い傾向がある。そのため、空気圧不足のタイヤは残溝や劣化の問題を抱えていることが多いそうだ。

「最近は整備工場やガソリンスタンドで点検をする機会が減っていますが、安全運転のためには空気圧だけでも毎月の点検は大切です」と増田執行役員はいう。タイヤや点検に心当たりがある人は、ディーラーやガソリンスタンドでチェックをお願いするのもいいだろう。

ダンロップ全国タイヤ安全点検を平井理央アナが体験…不備3割におどろいた

《中尾真二》

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