国際オートアフターマーケットEXPO(IAAE)、自動車部品商社の辰巳屋興業のブースではオリジナルブランド「レーシングギア」のアイテムのほか、様々な自動車部品、用品が並べられていた。リビルドパーツのジャパンリビルドの代理店でもあることから、ディーゼル車のDPFのリビルド品や、ポーランドのトラック用エアサススプリングNEOTEC、WABCOのトラック用モジュールパーツなどが並んでいる。そんな中で目を引いたのは大きな箱状の塊である。ハイブリッド車用のバッテリーがテーブル上にドンと置かれていたのだ。辰巳屋興業の説明員に尋ねると、これはトヨタ『プリウス』用のハイブリッドバッテリーのリビルド品だとか。以前からプリウス用のリビルドバッテリーという商品は存在していたが、供給が安定していないことが多く、あまり普及していないのが現実だ。しかし同社が扱うアーネストのリビルドHVバッテリーはプリウス10/20/30用はかなり供給が安定しており、価格も10万円以下と、15万円から20万円と言われる純正新品と比べると、かなり抑えられているそうだ。リビルト品は不良セルを入れ替えてハーネスや接続プレートなどを交換して仕上げられたもので、アーネストではセルの状態を正確に判断することにより、1年間の保証を付けて販売していると言う。本来、プリウスのニッケル水素バッテリーは20万kmの走行に耐えると言われているだけに、不良セルを取り除き、リフレッシュさせたバッテリーパックであれば、まだまだ十分に使えるものなのである。まだコアが十分に集まらないが、レクサス用やその他のEV用なども問い合わせが多いため、今後は展開していきたいとのこと。ハイブリッド車やEVは中古車になるとガクンと値落ちする車種もあるが、こうしたリビルドバッテリーが普及すればリユースも活発になり、中古車価格もより安定することになるのではないだろうか。
リユースEVに「性能証明」と「残価保証」、国内初の取り組みがスタート…MobiSaviと愛媛日産 2025.12.28 Sun 7:00 MobiSaviと愛媛日産自動車は12月25日、EVの「性能証明」と「残…
【速報】カーディテイリング関連出展が70以上! PPFや洗車用純水など出品予定商材を一挙公開…2/12-14開催「IAAE 2026」 2025.12.26 Fri 10:15 26年2月12日から東京ビッグサイトで開催される『第23回 国際オ…
雹害車両4000台以上を復旧、「ペイントレス・デント・リペア」技術サービスを本格開始…DRS Japan 2025.10.21 Tue 11:16 DRSオートモーティブ・ソリューションズ・ジャパンは、持続可能…
コベルコ建機「ぬりえコンテスト」開催中…子どもから大人まで参加可能 2026年1月5日締切 2025.12.29 Mon 11:00 コベルコ建機は、「Fun!Fan!KOBELCO杯 ぬりえコンテスト2025…