言われてみれば確かに銀座や新宿などの繁華街を歩いていると、上背がある欧米人風の観光客の姿は増えたようにも見受けられるが、それに比べれば中国人のツアー客はあまり目立たなくなったようにも思える。
日本政府観光局(JNTO)の発表によると、2026年上半期(1~6月)に日本を訪れた外国人は2108万4800人で、前年同期と比べて2.0%減ったという。上半期ベースで前年を下回ったのは、新型コロナウイルス禍で落ち込んだ2021年以来、5年ぶりだそうだ。
きょうの各紙にも「訪日客1~6月前年割れ、2108人、コロナ禍以来、中国半減」などのタイトルで取り上げているが、台湾有事に関する昨年11月の高市首相の答弁以降、中国政府による「訪日自粛要請」で中国人観光客が急減したのが影響したとみられる。
国・地域別に見ると中国客が205万8200人と56.4%減だったが、一方で最も多い訪日客は韓国で18.6%増の567万5100人だったほか、台湾も20.9%増の397万2200人。中国を除くほとんどの国・地域からの客数は増加しており、中国人観光客の激減を穴埋めした格好だ。
また、6月単月の訪日客数は314万8600人で、前年同月から6.8%減少。中国が57.3%減の34万700人で、減少は7カ月連続。一方で韓国や台湾などは引き続き好調で、米国も2.7%増の35万4500人だったという。
観光庁が発表した4~6月の訪日外国人による旅行消費額は2兆5096億円で、前年同期に比べ0.2%増。四半期では過去最高だったという。また、1人あたりの支出は3.3%増の24万4457円となり、長引く円安が消費額を押し上げているようだが、半面、夏休みなどに日本脱出を計画している人にとっては足が遠のく。
2026年7月16日付
●訪日客上半期5年ぶり減、2108万4000人、渡航自粛中国から半減(読売・2面)
●北陸新幹線「桂川案」小浜・京都延伸ルート、与党決定(毎日・1面)
●石連会長、ホルムズ再開に否定的見解 (産経・8面)
●トヨタ車体、1万1467台リコール(産経・20面)
●電動の「ジョグ」充電器もセット、ヤマハ発動機(東京・4面)
●中国GDP 3年半ぶり低成長、売れぬ車、輸出頼み(東京・4面)
●沈むな日本車(下)「ソフトで稼ぐ」が競争軸、トヨタ、走る1.5億台に命運 (日経・1面)
●日鉄、中国不況はね返す、1トン当たり利益世界首位 (日経・23面)
●ガソリン店頭169.9円、前週から横ばい(日経・24面)


