日中のドライブでは何ともなかったはずなのに、夜間に雨が降ってくるやいなや、フロントガラスがギラギラとしたり、対向車のヘッドライトの光が乱反射したり…。このようなストレスを感じたことはないだろうか。これらが引き起こされる原因はズバリ、“油膜汚れ”だ。もしもこんな現象を感じ取ったら、安全のためにも早めの対処を試みたい。ドライブに出かけるその前に…そう次の休日にでも時間を作って、フロントガラスへのケアをぜひとも実践しておこう。ところで、数ある“油膜汚れ”落とし用ケミカルの中で、40年以上のロングセラーを続けている決定版的なアイテムがあることをご存知だろうか。その名は、「キイロビン」。当アイテムが長く人気を保ち続けてきたワケとは…。◆“油膜汚れ”の正体は、排気ガス、ブレーキダスト、ワックス、ガラスコーティング剤など最初に、雨降りの夜間の視界不良の原因となる“油膜汚れ”の、その正体について説明しておこう。“油膜汚れ”とは、「水分と油分が混ざり合って付着した汚れ」である。走行すれば、排気ガスやブレーキダストがフロントガラスに付着する。これらが雨に溶けて汚れとなって残ったり、自車のボディに施したワックスが雨と一緒に流れてきたり…。撥水コーティング剤が劣化して汚れとなることもある。やっかいなのは、シャンプー洗車で落とせないこと。“油膜汚れ”はとにかく頑固で、退治するには専用ケミカルの力を借りるしかない。さて、今回テストしたアイテム、プロスタッフの『キイロビン』が、“油膜汚れ”落としとしての決定版たりえている理由とは…。それをひと言でいうならば、「効果が強力」だからに他ならない。◆キイロビンが強力なのは、鍛えられ方が違うからキイロビンは1975年に初登場した。以来、40年以上にわたって売れ続けている。この事実が「効果が強力」であることの証明だ。しかもキイロビンは宣伝に頼ることなく、実力だけで売れ続けてきた。洗車用ケミカルのヒット商品には、TVCMを起爆剤としているものが少なくない。キャッチーなコピーや映像で、ヒットの足がかりを築くのだ。しかしキイロビンはそうではない。実際、宣伝力にものを言わせた新興アイテムに押され、販売数が落ちた時期もあったという。しかしユーザーは結局のところキイロビンに帰ってきた。最後に頼りになる存在だったというわけだ。キイロビンが高い効力を持つのは、開発時期も影響している。1970年代といえば、今とは比べものにならないくらいに排気ガスが汚かった。モータリゼーションの急速な発達の中、道路上の空気は相当に汚れていた。結果、フロントガラスの“油膜汚れ”は、今以上に超頑固。それによって引き起こされる視界不良を憂えた当時(旧社名:竹原)の社長は、その根絶を誓い、研究に研究を重ねたという。こうしてキイロビンは、しつこい“油膜汚れ”も落とし切る、確固たる実力を身に付けた。鍛えられ方が違うのだ。◆“擬似油膜汚れ”をガッチリと施し、落とせるかをテスト!さて、キイロビンは本当に強力なのか、その実力をテストした。ここからはその模様をお伝えしていく。今回試したのは、シリーズ中の『キイロビン ゴールド』と『キイロビン クイックマジックゴールド』。スタンダードモデルである『キイロビン 120』、『キイロビン 200』でも「効果が強力」であるのだが、さらに効果が強化されているというこれらを、テスト車両のフロントガラスに実際に施工してみた。まずは、『キイロビン ゴールド』から。テスト車両には、“擬似油膜汚れ”として、コーティング用ワックスをがっちりと施工した。本物の“油膜汚れ”のようなギラつきは発生しないものの、当然ながら水はバッチリと弾く。ある意味、本物の“油膜汚れ”よりも頑固だ。まずは水をかけ、砂ぼこりを落とす。そして濡れたままのフロントガラスに、付属のスポンジを使って『キイロビン ゴールド』を、タテタテ、ヨコヨコと塗布していく。最初は液剤が水で弾かれたのだが、すぐに弾かれなくなった。これはすなわち、“油膜汚れ”が落ちた証拠。“油膜汚れ”が取れて、水分がガラス面になじむようになったのだ。あまりにあっさりと弾かれなくなっていくので、若干のもの足りなさも覚えつつ、半信半疑にも思いつつ…。その後、堅く絞った濡れタオルで液を拭き取り、作業終了。そのフロントガラス全体に水をかけてみると…。違いは歴然。作業した向かって右側半分のガラス面では、撥水効果が完全に消え失せていた。◆作業性の高さを求めるならば、『キイロビン クイックマジックゴールド』もお薦め続いては、『キイロビン クイックマジックゴールド』をテストした。こちらのウリは“史上最速の「3倍速」”。要は、効果がより高められていて、さらにはハンディボトル&“スゴとれパッド”で作業性が高く、結果、「汚れが素早く取れる」、という製品だ。再び“擬似油膜汚れ”としてワックスを施し、コーティングが定着したのを見計らって作業を開始。手順自体は、『キイロビン』、および『キイロビン ゴールド』と同様だ。水で砂ぼこりを落とし、磨いて、拭き取る。しかしながらなるほど作業がスピーディに進行していく。液剤をスポンジに取る手間がなく、かつ強力に汚れが落ちていくので、短時間で作業を終了できた。そして言うまでもなく、効果はてきめん。施工後は、撥水効果が完全に失われていた。ところで。キイロビンの各アイテムは、撥水コーティング剤を施工する際の、“下地作り剤”としても実力を発揮する。ボディにおいても同様だが、コーティングの効果を高めるキモは、“下地作り”にある。汚れが残ったままでは汚れごとコーティングすることになる。以前の劣化したコート剤が残っているのもNGだ。もしも確実な撥水コーティングを行いたいと思うのなら、そんな場合にもキイロビンシリーズの各アイテムは頼りになる。◆“視界確保”の思想が“深化”して、撥水コート剤も多彩に登場!なお、キイロビンシリーズにも、撥水コーティング剤のラインナップがある。続いては、それらのレビューをお届けしよう。今回テストした撥水コーティングアイテムは、以下の3つ。『キイロビン 超撥水コート』、『キイロビン 撥水ジェット』、『キイロビン 撥水ウエットクロス』。ところで、なぜに撥水コーティング剤もキイロビンシリーズに含まれているのだろうか。その理由は、開発思想にある。キイロビンはそもそも“視界確保”のために生み出された製品。その思想が“深化”して、各撥水コート剤も生み出された、というわけなのだ。なお、シリーズ内にはさまざまな撥水コーティング剤がラインナップしている。それぞれが独自の特長を持っているので、ユーザーは自分にあったものを自在に選択できる。例えば、『キイロビン 超撥水コート』は、「撥水力」と「持続力」が特長だ(効果は約90日間持続する)、『キイロビン 撥水ジェット』は作業性の速さが最大のストロングポイント。さらに『キイロビン 撥水ウエットクロス』は、お手軽さが利点であり補修の役目も併せ持つ。効果は、写真で確認してほしい。キイロビンで下地作りをしただけの向かって左側と、キイロビンシリーズの撥水コーティング剤を施工した向かって右側では、明らかな差が見て取れる。“油膜汚れ”は、夜間や雨降りのシーンで突然姿を現し、安全運転を阻害する。そんな局面に出会ったら、プロスタッフのキイロビンシリーズを取り寄せて、視界ケアを実践しよう。キイロビンシリーズならば、頑固な“油膜汚れ”を一網打尽に取り去れる。そして、雨天のドライブの快適性や安全性が、確実にワンランク向上するのだ。「キイロビン」シリーズのウェブページはこちら.arti-body .linkBtn::after {color: #000;}
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