次世代の自動車技術を一堂に集めた展示会「オートモーティブワールド2017」が1月18日、東京ビッグサイトで開幕した。前回より120社増の900社が国内外から出展、展示面積も20%拡大し過去最大規模での開催となる。オートモーティブワールド2017は「カーエレクトロニクス」、「コネクティッド・カー」、「クルマの電動化」、「軽量化」、「部品・加工」という5つのテーマの展示会で構成。最新技術の展示はもとより、技術相談や商談の場となっているのが特徴。大手完成車メーカーやメガサプライヤーの経営トップたちの基調講演を始め、技術者らによる専門セミナーなど全100講演が会期中連日組まれている。主催するリードエグジビションジャパンの石積忠夫社長はテープカットセレモニーであいさつし、「私どもは本展を国際的な、文字通り商談の場にしたいと思い、様々な活動を行ってきた。例えば日本全国、中国、韓国、台湾に出かけて自動車メーカー一軒一軒訪問して、『ぜひ来場して、ここでビジネスを行って頂きたい』と呼びかけてきた。その結果、海外から実に2000人の方が来場する予定」と明かした。さらに「私どもは本展の中身をますます充実させて、業界の発展に少しでも貢献したいと決意している」とも強調した。