ボルボ・カーズは、スマートフォンで自分のボルボ車にアクセスできるアプリ「ボルボ・オン・コール」の追加機能として、コンシェルジェ・サービスの試行プログラムを米国サンフランシスコで開始する。対象となるのは、新型『XC90』または『S90』を所有する現地在住のボルボオーナーで、約300名のオーナーの参加を予定している。ボルボはサービス開始に先立ち、顕在化していない顧客ニーズを把握するため綿密なリサーチを実施。70%以上が指先で操作できる給油サービスを、56%が定期メンテナンスのための車の引き取りサービスを、49%が必要なときに自分の車を他の場所に移動してもらいたいと考えていることがわかった。試行プログラムでは、参加するボルボオーナーがテストアプリを用い、最寄りのコンシェルジェサービス実施拠点を確認し、スマートフォンからオーダーを入れる。オーダーはボルボ正規サービス拠点に送信され、給油、洗車、定期メンテナンス、その他オーナーが依頼する追加サービスが行われる。同プログラムでは、アプリが1回使い捨てのデジタルキーを発行。デジタルキーで場所と時間を特定し、ボルボ正規サービス拠点に送信する。サービスが完了すると、車がロックされてデジタルキーは失効。車を元の場所に戻すか、指定した別の場所に届けることができる。
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