Lime、京都で電動アシスト自転車「LimeBike」本格展開…三井不動産リアルティと連携しポート網を整備 | CAR CARE PLUS

Lime、京都で電動アシスト自転車「LimeBike」本格展開…三井不動産リアルティと連携しポート網を整備

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Lime井上氏、京都市観光大使・妙心寺退蔵院 副住職 松山氏、Lime 営業本部長 鈴木氏、三井不動産リアルティ シェアビジネス推進部長 東氏
  • Lime井上氏、京都市観光大使・妙心寺退蔵院 副住職 松山氏、Lime 営業本部長 鈴木氏、三井不動産リアルティ シェアビジネス推進部長 東氏
  • 三井不動産リアルティ シェアビジネス推進部長 東氏、Lime 営業本部 本部長 鈴木氏
  • 祇園祭期間中のジオフェンシング制御の様子(Limeアプリ画面。赤い部分は走行禁止エリアでジオフェンシング制御がかかっている)
  • 交通ルールを説明する京都版Lime看板を設置

電動モビリティシェアサービスを世界約30カ国で展開するLime(ライム)は、日本でのサービス開始から2周年を迎えるにあたり、京都市内において電動アシスト自転車「LimeBike(ライムバイク)」の本格提供を開始した。

市内で車両を大規模に展開するとともに、利用者が貸し出し・返却できるポート網を順次拡充していく予定だ。

■三井不動産リアルティと連携しポート網を整備

ライムは三井不動産リアルティ株式会社と連携し、同社が展開する時間貸駐車場「三井のリパーク」等を活用したポート網の整備を進める。

両社は、駐車場を自動車のためのスペースにとどまらず、複数の移動手段が接続する拠点へと進化させることを目指している。

ポートを起点とした利用を促進することで、放置車両の抑制や歩行者空間への配慮にもつなげる方針だ。

■京都が抱える移動課題に対応

京都市では、国内外から訪れる観光客の増加に伴い、公共交通機関への利用集中や観光地周辺の混雑が課題となっている。

ライムは、公共交通ではカバーしにくい短距離移動や、駅・停留所から目的地までの移動を補完する手段として「ライムバイク」を提供する。ポート網とジオフェンシング等の技術を活用し、観光客と地域住民の双方が利用しやすい移動環境の構築を目指す。

■祇園祭での先行提供でインバウンド需要を確認

本格提供に先立ち、祇園祭期間中には一部エリアで先行提供を実施した。提供初日より、想定を上回るインバウンド観光客の利用が見られた。

海外で使用しているライムアプリをそのまま京都でも利用できる点や、観光地に近く分かりやすい場所にポートを設置していることが利用につながっているとライムは分析している。また、インバウンドにも分かりやすい京都版ライム看板の設置もスムーズな利用を後押ししているという。

地域住民による日常的な移動手段としての利用も徐々に広がりつつあり、観光利用と地域利用の双方におけるニーズが確認されている。

■料金プランと利用方法

京都市内での料金プランは、

・通常料金(従量課金制):基本料金100円+1分ごとに40円

・ライムパス(プリペイド式):60分パック1950円(3日間有効)、120分パック3430円(7日間有効)、180分パック4380円(14日間有効)

・ライムプライム(サブスクプラン):月額999円で、5分以内は45円、最初の20分まで90円で何度でも利用可能。20分超過後は1分あたり21円、となっている。

利用者はライムアプリで近くの車両を検索し、QRコードをスキャンしてロックを解除後、乗車地とは異なるポートへの返却も可能だ。

■安全設計と運用体制

ライムでは、GPSを活用したジオフェンシングによる走行制御を安全設計の中核に置いている。イベント時の交通規制への対応にも活用されており、利用者の操作に依存せずに安全性を高める仕組みだ。

また、GPSとビーコンを組み合わせた独自の駐車制御技術により、指定場所以外への返却を抑制している。2025年5~6月の2カ月間でビーコン設置を段階的に進めた結果、「駐車違反」に関する苦情件数が80%減少した実績がある。

■ライムについて

ライムは世界5大陸・約30カ国で展開する電動マイクロモビリティシェアリングサービスで、これまでに数億回以上の乗車実績がある。日本では2024年8月よりサービスを開始し、現在は電動シートボード「ライムラクモ」と電動アシスト自転車「ライムバイク」の2種類を提供している。

《森脇稔》

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