ガードレールが変! 二重になっているのは何のために?…東京・西銀座 | CAR CARE PLUS

ガードレールが変! 二重になっているのは何のために?…東京・西銀座

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東京・西銀座の二重になっているガードレール
  • 東京・西銀座の二重になっているガードレール
  • 東京・西銀座の二重になっているガードレール
  • 植え込みの例(東京都江東区)

東京都心の繁華街、銀座を歩いていて、ふと気がついた。このガードレールはなぜこんな形、配置をしているんだ? いったい何を何から守るのか?

ガードレールは自動車が道路外に逸脱しないよう、車道の左右両端に設置される。対面交通で通行量の多い道路なら中央の分離帯に設けられ、衝突を予防する。歩道のある道路だったら歩道の車道側の端に設置され、人と車との接触を防ぐ。

記者が見つけた変なガードレールは西銀座にある。晴海通りと、先ごろ自動車道路としての使用を終了した、東京高速道路(通称KK線)の高架とが交わる地点で、その高架の下、晴海通り北東側の歩道のガードレールだ。東京高速道路が外堀を埋め立てて造られる前は、数寄屋橋がかかっていた場所になる。日本一当たると言われる宝くじ売り場の西銀座チャンスセンターがすぐ近くにあり、年末ジャンボなど高額くじ発売時は大勢が列を作る歩道だ。

歩道の縁、車道側にガードレールが立つのは普通。ここでは1mほど内側に並行してもう1列、ガードレールが立つ。2列のガードレールは両端で閉じており、人も車も入れない空間が出来上がっているのだ。ガードレールの間には高架を支える柱2本と、支柱の手前のコンクリート製バリケード、街灯1本、交通標識1本がある。より正確に言うと、支柱1本とそのバリケードは車道ギリギリなので、車道側にはガードレールがないが、閉じられたスペースがあることには変わらない。

歩道と車両との間の距離が欲しいなら、植え込みにでもするところ。晴海通りの前後は、車道側の通常位置にガードレールがあるので、この区間だけ2列にする必要があったわけだ。必要性が生じた時点で、すでに支柱や街灯などが立っており、それらを考慮して植え込みを作るのは面倒だったと想像できる。高架下なので植物も育ちにくい。そこでガードレールを2列にしたのだろうか。では2列にする必要性は何だろう。

グーグル・ストリートビューでいちばん過去までさかのぼると、2009年11月の時点でガードレールは2列だ。2016~17年にガードレールは更新されたものの、2例のレイアウトは維持された。車道側の通常位置のガードレールだけだと、宝くじの購入を待つ人が腰掛けて車道にはみ出すので、内側にガードレールを設けたのかもしれない。西銀座チャンスセンターは1981年から今の場所にある。ただ待機列が理由だとすると、こんどは車道側にガードレールがあることの説明にならない。さて?



ガードレールが変! み、短っっ…東京墨田区
https://response.jp/article/2026/05/04/410885.html

《高木啓》

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