春は黄砂や花粉などが愛車に付着し、汚れが気になる季節だ。ゴールデンウイークを前に、時間を取って洗車をしようと考えているカーオーナーも多いだろう。
洗車好きなら知っている場合もあると思うが、4月28日は「洗車の日」だ。“ヨイ・ツヤ(4・28)” の語呂合わせに由来し、愛車の洗車を通じて安全点検の啓発や車への愛着を高めることを目的に、オートアフターマーケット活性化連合(AAAL)が2008年に制定し、今年で18年目を迎える。

4月28日だけでなく、11月28日(イイ・ツヤ=11・28)も「洗車の日」として制定されている。この記念日にちなんで、編集部が注目する洗車場を紹介したい。
時間制セルフ洗車場「Whitepit」
全国各地で店舗数を増やしている時間制セルフ洗車場「Whitepit(ホワイトピット)」は、2022年11月のオープンから今年で4年目を迎える。運営母体は、施設の省力化をサポートする業務用機器の製造販売や、コインランドリーなどの無人ビジネスの事業提案をおこなう株式会社Fujitaka(京都府京都市/髙井茂行代表取締役)であり、パーキング・洗車場事業として展開されている。

全国13店舗へと拡大
Whitepitでは、従来のコイン洗車場のような “ 数分で数百円 ”という短時間制限ではなく、施設内での滞在時間に応じて精算する時間制を採用。1店舗目となる直営本店「Whitepit京都伏見本店」を2022年11月にオープンして以降は、フランチャイズ展開を加速させ、2026年4月末現在では兵庫、愛知、香川、広島、東京、和歌山、大阪にて全国13店舗にまで拡大。5月上旬に京都久御山で新店舗オープンも予定されているようだ。

本格的な「業務用」設備を完備
Whitepitの特徴は、業務用の設備を自由に使用できる点にある。洗浄ブースに導入されている高圧洗浄機は、泥汚れや砂ぼこりを落とす力が強く、通常の水圧では落ちにくい汚れにも対応可。洗車・仕上げブースには拭き取り作業を効率化する強力なブロワーや室内クリーナーが用意され使い放題となっている。一部店舗では屋根付きの拭き上げブースも完備されており、日差しや天候に左右されず作業に集中できる環境が整っている。

各洗車・仕上げブースには100Vコンセントがあり、利用ユーザーが自身の電動ポリッシャーやスチームクリーナーを持ち込んで作業できる点も魅力と言える。このほか、足元のペダルで操作するフットスイッチ式のシンクがあり、手が塞がっていても水が使える。冬季には温水が出るため、寒い時期でも利用しやすい配慮がなされている。このほか「Whitepit 高松鶴市店」ではコインランドリーが併設されているので利便性が高い。
なお、直営の「Whitepit 京都伏見本店」では屋根付きの洗車・拭き上げブースがあり、専用洗剤付き高圧洗浄機、クリーナー、ブロワーのほか、物販販売機やトイレも設置。備品として、足場台、扇風機、バケツ、ホース、へダル式シンク、ラックが揃っている。


シンプルな料金体系
料金体系は店舗によって異なるが、最初の30分は800円~900円程度で、その後は10分ごとに100円ほど(京都伏見本店は15分ごとに200円)の延長料金が発生する。支払い方法は現金やクレジットカードのほか、一部店舗では電子マネーやQRコード決済、交通系ICカードにも対応している。なお、Whitepit 三谷店(愛知県蒲郡市)以外は24時間営業となっている。
利用にあたっての注意点として、シャンプーやスポンジ、拭き取り用タオルといった消耗品は自前で用意する必要がある。また、時間制という仕組み上、納得いくまで拭き上げ作業が行えるが、高圧洗浄機については後続の利用ユーザーのため、速やかな移動を心がけたい。
なお当編集部では、2024年4月に「Whitepit京都伏見本店」を取材した記事を公開しているので、興味がある場合はチェックしてほしい。
洗車で車両状態を確認し、安全運転を
洗車をして、愛車を美しく保つことは安全運転にもつながる。ボディの汚れを落とす過程でタイヤの摩耗やキズなど気づくことは多いからだ。自動ブレーキなど先進運転支援システム(ADAS)搭載車が主流となった現代において、カメラ付きのフロントガラスやセンサーが組み込まれたエンブレムやバンパーなどの汚れを落とすことでADASの誤作動予防にもなる。4月28日の「洗車の日」をきっかけに、近隣の洗車場を探して愛車の車両状態のチェックを兼ねた洗車を行なってみてはいかがだろうか。



