BYDは、ドローンシステムを搭載したEVやプラグインハイブリッド車(PHEV)を中国市場で発売すると発表した。
DJIと共同開発したこのシステムは、BYDの全ブランド車両に搭載される予定で、技術の普及が進む。ドローンのバッテリーは交換式と急速充電式があり、急速充電版はBYDの王朝、海洋、方程豹などのブランドに搭載される。方程豹の『豹8』のドローン搭載車は、39.58万~42.38万元(約815万~837万元)で販売が開始された。
BYDの王伝福董事長は、「これは単なるドローンの搭載ではなく、車とドローンの深い統合を実現した」と述べた。BYDの強力な技術力が、システムの産業化と規模拡大を推進しているという。
ドローンは、車両が走行中でも、美しい瞬間を簡単に捉えられるように設計されている。システムは先進的なアーキテクチャとハードウェア、アルゴリズムを備え、車載ドローンの位置決めモジュールや4Kカメラを搭載している。これにより、ワンタッチでの離着陸や帰還、追従撮影が可能、としている。
