DSオートモビルは、2025年2月にフランス・パリで開催される「レトロモビル2025」に参加する。DSオートモビルが6月28日に発表した。
フランスの名車「シトロエン DS」が2025年に70周年を迎える。1955年のパリモーターショーで初めて公開されたDSは、その革新的なデザインと技術で注目を集め、数千件の注文が殺到した。DSはフランス産業の最先端を象徴する存在となり、独自の技術構造、洗練されたデザイン、運転の楽しさ、快適さ、安全性を兼ね備えたモデルとして評価されている。
レトロモビル2025はDSの70周年を祝う一環として行われるもので、公式ポスターには「DSバルーン」が描かれている。これは1959年にクロード・プーシュ氏によってデザインされたもので、DSの卓越した快適性を象徴した。
ポスターには、「トータスシェルブロンド」オレンジ色の「DS 19」が4つの大きなバルーンの上に乗っている様子が描かれており、これはハイドロニューマチックサスペンションの球体を表現したもの。この写真はDSを前衛的な芸術作品として位置づけ、世界中で注目を集め、DSの影響力を高めてきたという。
レトロモビル2025は、DSの70周年記念イベントのハイライトの一つとなる予定。詳細なプログラムは近日中に発表される。