旧車買取サービス「旧車王」を運営するカレント自動車は、旧車乗りを対象としたガソリン高騰に関するアンケートを実施。燃料高騰があっても、半数以上は使用頻度に変化はないことが明らかになった。
◆旧車は燃費が悪い
旧車は燃費が悪いものが多く、スポーツタイプでは街乗り燃費が5km/リットル以下のものも。ガソリン価格高騰による家計への影響が大きいことが想像される。旧車王では今回、燃料の種類やクルマの使用頻度、ガソリン価格高騰の実感などを旧車乗りに聞いてみた。
まず、旧車に入れている燃料の種類について聞いてみると、最も多かった回答がプレミアム(ハイオク)ガソリンで65.3%、次いでレギュラーガソリンが31.1%、軽油が3.6%という結果になった。大排気量・高出力のスポーツカータイプを所有している人は多く、ハイオクを使用する割合が多いことが読み取れる。
◆使用頻度に変化はない
続いて燃料高騰を受け、燃料代が高くなった実感があるかを尋ねてみたところ、92.2%が「ある」と回答した。しかし、燃料高騰に伴って旧車の使用頻度に変化があったかを聞いてみると、67.5%が「特に変わらない」と回答。燃料高騰があっても、旧車乗りの半数以上は使用頻度に変化はないようだ。
旧車乗りの中には、普段から極力乗らないようにしている人や、普段はセカンドカーで旧車は週末に少し乗るだけという人もいるため、特に変わらない人が多いのかもしれない。しかし、約3割の旧車乗りは燃料高騰に伴って、使用頻度が減少。ガソリン価格の高騰がいち早く落ち着くことを願っているのかもしれない。