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【PPF特集】Fenix Scratch Guard/塗るタイプは、継ぎ目がなくキレイな仕上がり

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【PPF特集】Fenix Scratch Guard/塗るタイプは、継ぎ目がなくキレイな仕上がり
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1台のクルマにより長く乗り続ける傾向が高まる中、飛び石や小キズ、洗車キズなどからボディの塗装面を保護する「ペイントプロテクションフィルム(PPF)」の施工に注目が集まっている。

PPFは、厚みがあるフィルムを塗装面に「貼る」タイプが多いが、この場合、フィルムの継ぎ目が発生してしまう。一方、スプレーで吹き付ける「塗る」タイプのPPFであれば、複雑な形状のパーツ部分でも施工しやすく、貼るタイプと違って継ぎ目がないキレイな仕上がりを実現できるところが特徴だ。

スプレーで施工する塗るタイプのPPF「Fenix ScratchGuard」

スプレーで施工する塗るタイプのPPFとして、株式会社Fenix Japanが展開する「Fenix ScratchGuard(フェニックス・スクラッチカード)」がある。

150μm(0.15mm)~200μm(0.20mm)の厚さを持つ3層構造の “ スクラッチカードクリア塗装 ” を、クルマの塗装面にスプレー施工で塗布し、強力なPPFを形成。クリアとマットタイプの2種類があるのだが、トップ層とベース層の間にカラー塗装層を加えることで、好みのカラーで施工も可能だ。

施工したあと、通常の塗装のようにポリッシング(磨き)やコーティングも行えるので、施工後に磨き研磨でキズ修復や光沢の復元もできる。さらに、70~80度の熱を当てると小キズの自己修復も可能とのこと。また、鈑金塗装修理時や車両売却時などに、PPFを剥がせる点も特徴といえる。

なお、Fenix ScratchGuardは、バンパーを脱着し、コーナーセンサーやランプ、グリル、パネルやその他の外装パーツなどを取り外しての施工となる。

塗るタイプにせよ、貼るタイプにせよ、ペイントプロテクションフィルム(PPF)の施工で、センサーやカメラなどを脱着する場合は「電子制御装置整備」という国の決めたルールによって「特定整備認証」という資格が必要になるケースや、自動車メーカーの定める整備要領に従って作業を行うための設備や情報が必要になる場合があるため、愛車を託す事業者の選定には気をつける必要がある。

《カーケアプラス編集部@金武あずみ》

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