国土交通省は、地方公共団体や民間団体が地域づくりの一環としてバスサービスなどを自動運転化する事業費用の一部を補助する事業を募集する。国交省が6月15日、発表した。
地域づくりの一環としてバスサービスを自動運転するなどの経費に対して、地方公共団体、民間団体の費用負担を軽減するため、経費の一部を助成する事業を実施する。これによって経営面、技術面、社会的受容性の実証を推進することで、自動運転技術を活用した持続可能な移動サービスの構築を支援する。
自動運転実証調査事業を実施する地方公共団体を7月20日まで募集する。対象の地方公共団体は将来的にレベル4自動運転技術を提供することが見込まれる事業者が参画することや、将来的な持続可能性を踏まえた収支計画が策定されていることなどの要件がある。
補助するのは自動運転システムの開発とこれに伴う車両改造、協議会・説明開催経費など。