【自動車豆知識】クルマの乗り方はさまざま! 最適な選択でドライブを楽しむ | CAR CARE PLUS

【自動車豆知識】クルマの乗り方はさまざま! 最適な選択でドライブを楽しむ

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【自動車豆知識】クルマの乗り方はさまざま! 最適な選択でドライブを楽しむ
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クルマ好きの多くは、オーナーとして愛車を所有し、ドライブはもちろん、メンテナンスやカスタマイズを楽しみながらカーライフを満喫していることだろう。

その一方で「話題の新型車にも乗りたい」「スーパーカーでドライブしたい」という想いを抱いている人は少なくない。また、長期の休みに数日間だけ、家族や友人たちとキャンピングカーで旅行を楽しみたいときもあれば、高齢の両親のために福祉車両を利用したい場合もあったりと、愛車とは別に、クルマが必要になるシーンは多々あるのではないだろうか。


ここ数年の間に、クルマは「所有する」だけでなく、使いたいときにだけ「利用する」という考え方も広がっている。本記事では、ライフスタイルに合わせたさまざまな「クルマの乗り方」を紹介する。


◆愛車を「所有」する場合

まずは、愛車を所有(購入)するメリットから紹介したい。言うまでもなく、最大の利点は「自分の所有物になる」ことだ。いつでも好きなときにドライブを楽しめて行動範囲が広がる。友人・恋人・家族など複数人でのお出かけやペットの同乗もOK。大きくて重たい荷物を運ぶときも便利だ。



移動できる最高のプライベートルームとして、こだわりのカーオーディオを導入したり、自分でメンテナンスをするのも楽しい。運転せず、大切なコレクションとしてガレージで眺めるだけという人もいるだろう。愛車との時間を生きがいとして、情熱を注いでいるカーオーナーたちは少なくない。


クルマを所有すると「税負担を軽減できる」制度を利用できるのもポイント。よく知られているのは、2009年4月1日から開始された「エコカー減税」だろう。環境性能が良いクルマの自動車取得税と自動車重量税を優遇するものとしてスタートしたが、対象車種が増えるに従って見直しが行われ、減税の条件が厳しくなっている。近年のうちに終了となる可能性もあるので、エコカー減税を利用できるクルマの購入を検討している人は、早めの購入をオススメする。


加えて「グリーン化特例(グリーン化税制)」も知っておきたい。排出ガス性能および燃費性能に優れたクルマに対して、その性能に応じて自動車税と軽自動車税の支払いを軽減する制度で、クルマを購入した翌年度分の自動車税が減税となる。

しかしながら、新車の新規登録からある一定程度の期間が経過したクルマ(ガソリン車およびLPG車は13年超、ディーゼル車は11年超)は、環境負荷が大きいと見なされ、重課(通常よりも税金が高くなる)対象となるので要注意だ。

このほか、衝突被害軽減ブレーキを搭載したバスやトラック等に対して、自動車重量税と自動車取得税を軽減する「ASV特例」や、ノンステップバス、リフト付きバス、ユニバーサルデザインタクシーに対して自動車重量税と自動車取得税を免税・軽減する「バリアフリー特例」もある。


◆レンタカーの場合

レンタカーのメリットは、常に乗るクルマの車種が限定されず、レンタルする度に車種を変えられること。電車やバスの本数が少なく、タクシー利用だと高額すぎるときなどに最適だ。地方の空港や駅前でもレンタカー会社の営業拠点が多くあり、利便性が良い点も魅力といえる。このため、地方出張や旅行時に利用している人が多い。

レンタカー会社だけでなく、地元の自動車販売店や、整備鈑金工場でも、一般向けのレンタカーを用意している場合もある。稀に、とても珍しい車種を扱っている店鋪もあるので、愛車のメンテナンスをお願いしているプロショップに尋ねてみてほしい。


レンタカー会社や車種によって料金体系はさまざまだが、24時間2,000円から借りられるケースもあり、使い方によってはお得。車庫費用・保険費用等の諸費用が発生しないのも大きな特徴だ。ただし、すぐに利用したいときや、長期間、または短距離の利用には向かない。


◆カーシェアリングの場合

カーシェアリングは、事前に会員登録をする必要はあるが、専用アプリなどWEBで予約して無人の駐車場からいつでも簡単に借りられる。近年では、人気の新型車から高級車、スポーツカー、福祉車両、さらにはキャンピングカーもあり、年々車種が増えている。

注意したいのは、中長距離(県をまたぐレベルの距離)だと、レンタカーの方が安くなる場合があること。利用時間と距離は限られてしまう可能性がある。また、都市部には多くの拠点があるが、地方だと駅前周辺にあれば良い方でまだまだ拠点が少ないため、借りにくい地域があることを覚えておいてほしい。

さらに、都市部の拠点(駐車場)は、道幅が狭い場所にあったり、広い駐車スペースが確保されていない場合もあるので、駐車に自信がない運転初心者は、前もって拠点の周辺を確認しておこう。




◆リースの場合

リースのメリットは、リース契約期間が満了した場合、買い取れること。また、代替や返却、契約の延長なども可能だ。リースは、契約内容によっては契約期間中のメンテナンス・自賠責保険・諸税等も費用に含まれるので、クルマに関わる費用や手配等の面倒な部分は軽減することができるのも嬉しい。

注意点は、契約満了後に買い取りができない条件の場合、現状回復させなければならないこと。修理等を実施してクルマを元の状態に戻す必要がある点や、契約期間途中での解約が原則できない点、万が一解約しなければならない場合には、中途解約金が高額になる場合がある。


◆愛車を「所有」しながら、いろんなクルマを楽しもう

あらためて、クルマの乗り方を整理すると、新車や中古車を購入した場合は、使用方法の自由度が高くなる。

レンタカー、カーシェアリング、リースの場合は、契約内容や条件にも左右されるが、自由度が若干低くなってしまう傾向がある。

なお、法人で営業車や配送車などを多く所有したい場合は、リースを採用している企業が多い。契約期間中のメンテナンスや車検等の管理もリース会社が代行することで、企業内車両管理者の業務を軽減を実現できるメリットがある。

愛車を所有しながも、必要に応じて、さまざまなクルマを利用する方法を知っておけば、より一層自由度の高いカーライフを楽しめるはずだ。

《カーケアプラス編集部》

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