埼玉県羽生市の中岩瀬公園通りで5月27日、西ウイング羽生グローバルタウンフェスティバルが行われ、同時開催の「昭和のクラシックカーフェスティバル」に約130台の旧車が集結した。昨年までは西ウイング新羽生祭りとして開催していたが、このエリアが岩瀬グローバルタウン構想推進エリアに入っているため名称を変えた。同時に内外の旧車を展示するのは昨年からの引き続きで、来場者の人気を集める目玉イベントのひとつとなっている。これを取りまとめるのは、日本旧軽車会などの会長で、各地の旧車イベントの実行委員長を務めている吉崎勝氏。特に古い軽自動車所有者らと幅広い関係があり、この日も360ccや550cc時代の軽自動車が数多く駆け付けた。一部道路を閉鎖して設けられた展示スペースに、スバル『360』やホンダ『ライフ』、スズキ『フロンテ』、三菱『ミニカ』などの懐かしくてかわいらしいミニカーが勢ぞろい。会場に訪れた小学生らは「昔の自動車ってこんなに小さかったんだ!」などと驚いた様子だった。一方で、ベンツやフェラーリ、オースチン・ヒーレーといった外車や、年代物のダットサンやトヨペット『クラウン』など往年の名車も展示され、ギャラリーの目を楽しませてくれた。例年5月はこうした旧車のイベントが目白押しで、古い車の愛好者はどこに行くか迷うほど。自動車税の増税など旧車への風当たりが強まっている中、逆に古い車への関心度は増す一方だ。今年はなんと18本もの旧車イベントを予定している吉崎氏だが、「将来は20本はやりたいですね」と意気込んでいた。
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