夕方から夜の、暗くなる一歩手前の、早い時間でのヘッドライト点灯運動を呼びかける、「おもいやりライト運動」。運動事務局は25日、横浜市で2018年の「新・点灯呼びかけアクション」のキックオフイベントを行った。2010年秋からの「おもいやりライト運動」は、夕方4時から6時ごろの本格的に暗くなる一歩手前の段階から、早期のヘッドライト点灯を促しており、薄暗く視界が悪くなり事故が起きやすい時間帯での交通事故の削減を目指している。ヘッドライトは前を照らすことはもちろん、「車がここにいる!」ということを周りの交通や歩行者などに示すために使いう。いっぽう歩行者は、暗い時間帯でも見えやすい服装や反射材などを見つけて、お互いに存在を確認し、安全な交通状況を生み出す。2018年のキックオフイベントでは、去年までのように様々なイベントに出展しての啓蒙活動に加え、原点回帰をして、改めて歩道から車のドライバーに対してヘッドライトの点灯を促す、「新・点灯呼びかけアクション」を行うという活動指針を示した。主に歩道からプラカードなどでドライバーに対し、点灯してもらえるようにアクションを起こす。また昨年までは11月10日に「いい点灯の日」としてアピールを行っていたが、今年からは毎月10日を点灯の日として活動する。まず5月10日夕方5時に横浜市のみなとみらいのさくら通りで、ヘッドライト早期点灯アクションを予定している。この活動を推進している日産自動車では、横浜市にある同社の本社ギャラリーにて、ミスフェアレディによる早期点灯アクションをPRしている。キックオフイベントでも、ミスフェアレディがギャラリーと同様にデモンストレーションした。