「昨年より渋滞、増えそうです」NEXCO東日本(東日本高速)の外山敬祐渋滞予報士が、大型連休の気になる渋滞予測を発表した。同社の渋滞予報士は関東、東北、新潟、北海道の各支社1人。外山氏は首都圏を担当する。---:首都圏の渋滞、今年はどうなりそうですか?「今年は前半3連休となることもあり、昨年より渋滞は7回増えて102回を予測。方向別のピークは下り方面は5月3日、上り方面は5月5日とみています」---:渋滞を避ける方法はあるのでしょうか?「特に上り方面、ピークの5日は20km以上の渋滞が各地で発生して激しさを増すのですが、6日は一転して、ほぼ渋滞が起きないと予想しています。東京方面へのお帰りは、渋滞が落ち着く6日がおすすめです。ぜひご検討下さい」---:事前に告知しても予想は揺らぎませんか?「連休最後の日は、自宅でゆっくりしたいと考える人が多いためだと思うのですが、連休最後の日は渋滞が起きにくい傾向があります」---:連休中の渋滞で注意すべき区間は?「アクアライン、千葉方面へ向かう下り線ですね。ゴールデンウィーク期間中が、1年間で最も激しい渋滞になります。アクアラインを先頭とする渋滞は首都高速湾岸線まで、特に湾岸線西行きは辰巳JCT辺りまで延びます。距離にすると25kmほどですが、注目すべきは時間です。通過に最大4時間35分、時速にすると約5km/hのノロノロ状態が続きます」---:関連して羽田空港は、飛行機の時間が心配ですね?「時間に十分なゆとりを持ってお出かけいただきたいと思います。また、状況に応じて1号羽田線の空港西出口、湾岸線に並行する国道357号線の利用や、公共交通機関の利用も検討してください」---:常磐道・北関東道の渋滞で最新の情報があるそうですが?「茨城県ひたちなか市の『ひたち海浜公園』のネモフィラの花畑を見る人で渋滞ができるのですが、この渋滞が連休前半の3連休に集中する予想です。その理由は例年より花の見頃が10日ほど早く、26日時点で見頃後半。そのため渋滞も早めに起きそうです。ご注意ください」---:渋滞は、刻々変わりますね。「昨年から日本の高速道路会社で初めてのAI渋滞予知を始めました。実証実験中ですが、当日の天候や人出を考慮して予測するので的中率は90%以上。E-NEXCO『ドラぷら』ホームページから見ることができます。混雑している時間帯を避けて帰宅時間の調整をいただくための参考にどうぞ」
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