サクラスは、普通自動車免許取得者を対象に「都道府県別・自動車免許にまつわるランキング」調査を実施した。調査結果から、自動車免許の取得理由や方法、期間について都道府県ごとに差があることが明らかになった。
近年、運転免許取得者の割合が減少していると言われるが、都市郊外や地方では車が生活必需品であることに変わりはない。都市部ではレンタカーやカーシェアリングの普及が進んでいることからも、依然として免許の有用性は高いと言える。地域別の運転免許の取得状況にはどのような違いがあるのか……。
●初めて免許をとった年齢
調査によると、普通自動車免許取得時の平均年齢が最も低いのは群馬県で、平均18.57歳であった。次いで秋田県18.64歳、岩手県18.82歳が続く。これらの地域では「学生のうちに取得しておきたかった」という理由が多く、通勤・通学や日常生活での必要性が高いことがわかった。
また、普通自動車以外の自動車免許の取得経験割合を合算したものは、1位は千葉県で、109.50%に達した。次いで青森県、滋賀県、宮崎県が76.30%で並んだ。
●神奈川県は合宿免許が2割
合宿免許での免許取得割合が最も高いのは神奈川県で19.10%、次いで大阪府と兵庫県が17.40%、宮城県と千葉県が14.30%であった。合宿免許での免許取得割合が高い地域は比較的都市圏に固まる傾向が示された。
免許取得にかかった平均期間が最も長いのは三重県で3.13か月、最も短いのは香川県で1.02か月であった。