はじめてプロショップでオーディオをインストールしたユーザーを紹介するカーオーディオ・ニューカマーの企画。今回は大阪府のEASTでサイバーナビを取り付けて純正スピーカーをマルチ駆動する峯さんを紹介する。音の激変ぶりに喜びいっぱいのオーナーだ。◆新車購入時取り付けるナビにはサウンド自慢のモデルをチョイス峯さんが2台目の愛車として買ったのがウェイク。今年2月に納車したばかりの新車だ。奥さんの美憂さんとふたりで日常ユースからロングドライブまで楽しめるクルマを探してウェイクを選んだ。新しいクルマを買うにあたって、クルマの手配からオーディオまでを含めて任せたのが大阪府のEASTだった。そもそものきっかけはオーナーのお兄さん。お兄さんは以前からのオーディオ好きで、EASTでハイレベルなオーディオインストールを実施していたオーディオフリークでもあった。そんなお兄さんからの紹介もあってオーナーはEASTでクルマやオーディオをオーダーすることになったのだという。クルマを買ったらカーナビを取り付けるのは必須と考えていたオーナー。ウェイクを買うと決めた瞬間から、どのナビが良いのかを探し始めた。そんな時にナビの相談を持ちかけた兄とショップのオススメだったのがカロッツェリアのサイバーナビ。その理由はズバリ「音の良さ」。兄のクルマで音の良いオーディオを体験していたオーナーは「運転中は良い音が聴きたい」と思っていた。「オーディオ好きの兄や信頼しているショップが言うのだから間違いないだろう」と新車にはサイバーナビを取り付けることに決定した。◆純正スピーカーを使ってフロントマルチシステムを構築ウェイクに取り付けたのはカロッツェリアのサイバーナビAVIC-CL901。現行モデルのサイバーナビは音の良さに加えて、2ウェイスピーカーをマルチで駆動できるクロスオーバーも備え調整機能のレベルの高さも魅力のモデルだ。ウェイクの純正2ウェイスピーカーを使いつつ、パッシブを使わずナビでトゥイーターとミッドバスを個別にコントロールできるマルチシステムを組んでいるのもこのクルマの最大の特徴となった。ウェイクの純正スピーカーはミッドバスをドア中程の高い位置に設置、トゥイーターはドアミラー裏に埋め込み設置されている。この各スピーカーを個別に調整できるのがマルチシステムの特徴。EASTでは純正スピーカーと純正のスピーカー取り付けスタイルという制約の中、フロントマルチ化を可能にしたクロスオーバーに加えてタイムアライメント、イコライザーなどの調整機能を駆使して純正を超えるサウンドを引き出す事に成功したのだった。サイバーナビの取り付けを終えて納車された際、オーナーのファーストインプレッションは「透き通るようなきれいな音が印象的でした」というもの。また「音量を上げていってもそのクリアさは変わらないのが驚きでした」と、高音質と十分パワフルさや歪みの少ない快適サウンドをすぐに実感している。さらに定位の面でも心地良さを感じたという。「前のクルマはスピーカーが取り付けてある場所から音が聞こえていましたが、ウェイクに取り付けたオーディオを聴くとフロントウインドウにあたりの目の前の空間から音が聞こえてくる感覚です。これがスゴく気持ちいい音なんです」。◆お互いの好きな曲を手軽に聴ける環境を作るウェイクは以前乗っていたクルマよりも乗り心地も良く、なおかつ燃費も良いことからロングドライブでも快適だという。乗り出し後は夫婦ふたりでドライブに行ったり、好きなアーティストのライブに出かけるなど、存分に楽しんでいるという。そんなドライブのお供として音の良いオーディオがあるのにも満足しているという。「クリアな音を聴いているときが一番楽しいですね。音が良いと運転しているときの気持ちもずいぶん変わりました。きれいな音を聴いているとドライブが一層楽しくなりました。良く聴く音楽ジャンルはHIP-HOPだというオーナー。また奥さんのお気に入りの曲を聴く際にはスマホをサイバーナビにブルートゥースで接続して自由にお気に入りの曲を再生する手軽さもお気に入りだという。USB端子もダッシュ部分に設置しているのでUSB接続も簡単。夫婦ふたりで、うまく再生メディアを使い分けて音楽再生を楽しんでいるという。ナビを高音質&高機能なモデルにすることで大幅な音質向上を実現したオーナーは将来的にはスピーカー交換も考えているという、「純正でここまで音が良くなったのなら,スピーカーを換えたらどうなるのかすごく興味があります」。これからも音質向上のためのシステムアップをプランして行く予定だという。次回はオーディオに関する兄からの影響など、オーディオ好きになっていった背景などについて紹介することとしよう。