トヨタ『ハイエース』などをベースにした、バンコンバージョン型キャンピングカーで定評のある、キャンパー鹿児島。2017年7月にオープンした福岡オフィスを訪ねた。福岡県大野城市にある、イオン乙金ショッピングセンター。この一角にキャンピングカービルダー「キャンパー鹿児島」の福岡オフィスがある。キャンパー鹿児島と言えば、ハイエース・ベースのキャンピングカーをはじめ、軽自動車ベースの上質なモデルなどもラインナップ。愛車の一台を置き換えても普段から使えるようなキャンピングカーを製造し、高性能リチウムイオンバッテリー「KULOS」なども販売。単なるアウトドアギヤとしてのキャンピングカーという域を超え、防災や、移動オフィスなど、様々なライフスタイルや生活シーンにフィットさせられるようなモデルを提案する、ユニークなキャンピングカービルダーだ。キャンパー鹿児島は「九州発」、「鹿児島製」といった、クルマを印象付ける「九州生まれ」の色を大切にしているブランドだ。オープンして半年ほど経った福岡オフィスは、キャンピングカーを販売する拠点という以上に、情報発信基地としての役割も強い拠点だという。店長の塚本氏にお話を伺った。「正直まだまだ浸透中といった段階です。ここ、イオン乙金ショッピングセンターにいらしたお客様に、まず見ていただき、素直に驚いていただいたり、発見していただく。軽自動車でも寝られるんだ、というのも実際に見ていただいてこそですね。そんな情報発信基地として接客するように心がけています」。最初に店長はそう話す。大野城駅からクルマで10分前後。このエリアは福岡市のベッドタウンとして発展している。クルマがないと不便な場所だ。ここでの営業は、自社のキャンピングカーを買ってもらう前に、触れてもらい、あるいは希望を聞いてキャンピングカー選びのアドバイスをすることで、場合によっては他社のモデルを紹介したりすることもあるのだそうだ。また本拠地の鹿児島とは客層も異なるという。「キャンパー鹿児島=バンコンタイプ、という印象もかなり浸透してきましたが、うちのモデルを目あてに来る方ばかりでなく、現状のカーライフに不満のある方も少なくないのです。そういう意味では最近ご紹介している軽自動車ベースの『rem class S』などに興味を持たれる方が多いですね」と塚本店長。トヨタ『アルファード』などに乗ってきたが、クルマはもっと小さくてよい、という希望は大都市圏のドライバーには多いとか。そんな時に「軽自動車で寝られる」ということは驚きをもって受け入れられるのだという。軽キャンパーの存在を知らない人はまだ多い。「キャンピングカー屋さんに行くこと自体がまだまだ新鮮なことなのかも」塚本店長は話す。素朴な疑問、カーライフの相談、大歓迎だそうだ。目指すは「キャンピングカーの駆け込み寺」だという。店頭には、キャンピングカービルダーのノウハウを生かして作られた、電源がとれて仮眠もでき、移動オフィスとしてもおすすめな『セキュア』や、軽自動車でもしっかり寝たい人必見のrem classSなどが並んでいた。ジャパンキャンピングカーショー2018には、ハイエースベースのフラッグシップモデル、キャブコンバージョンタイプ『rem repose』を出展した。
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