インディ500を2度制したレーシングドライバーの佐藤琢磨選手が主宰する小学生向けカートプロジェクト『TAKUMA KIDS KART CHALLENGE 2026』が始動した。全国20ヵ所の協力サーキットでトライアル(予選会)が2026年4月25日からスタートする。
同プロジェクトは、佐藤選手の信念「No Attack No Chance ~夢を持ち、夢に向かって一生懸命続けていれば必ずいい結果がやってくる~」を次世代へ伝え、モータースポーツを通じて夢を実現するためのプロセスを学ぶ場を提供することを目的としている。
主催はウィズ・ユー・ジャパン、協賛は江崎グリコ株式会社。参加条件は身長120cm以上の小学生(JAFカート国内ジュニアBまたはSLカデット以上のライセンス所持者は参加不可)。

トライアルは4月25日から9月30日にかけて、北海道から沖縄まで全国20ヵ所のサーキットで実施される。会場は雨竜サーキット、モビリティーリゾート、クイック潮来、オートランドテクノ、クイック羽生、U-カートサーキット、ハーバーサーキット幕張新都心・木更津、インディカート柏店、あづみ野F-1パーク、ISK浜名湖店・イオンモール土岐店・大阪舞洲店・奈良阪奈店、B-RDXシーサイドサーキット、のんほいサーキット、レインボースポーツ、G-7土山サーキット、徳島カートランド、ククル読谷サーキットとなっている。
トライアルを経たファイナル大会(決勝大会)は11月15日にモビリティリゾートもてぎ(パーク内レーシングカート場)で開催。さらに選抜されたメンバーによるアカデミー(特別講習)が11月29日に新東京サーキットで行われる予定だ。
2017年から始まったスカラシップ制度では、育成の成果も出ている。2017年のアカデミー優勝者・濱邊誠己選手は今シーズンよりTGR-DCレーシングスクールの育成ドライバーとしてFIA-F4選手権へ参戦予定。2021年のアカデミー優勝者・小野原悠選手はホンダ・レーシング・スクール鈴鹿(HRS-F)アドバンスコースに進級した。

佐藤選手は「夢に向かって一生懸命に頑張る子供たちの姿は、私自身にとっても初心を思い出させてくれる存在であり、新たに挑戦する力を与えてくれます」とコメントしている。
なお、ウィズ・ユー・ジャパンは2011年の東日本大震災をきっかけに、子供たちへの長期的な支援を目指して佐藤琢磨が中心となって立ち上げたプロジェクト。「タクマ・キッズ・カート・チャレンジ」は2014年にその活動の一環としてスタートし、現在は全国の子供たちがカートを通じて交流する場として広がっている。


