JAF(日本自動車連盟)は、お盆期間中は高速道路でのパンクや燃料切れなどのトラブルが多発するとして、運転前のタイヤ空気圧チェックと早めの給油を呼びかけている。JAFが昨年のお盆期間中(8月11~21日の11日間)に実施した救援は8万4748件で、自動車利用が多くなるこの期間は出動依頼も増加するという。そのうち、高速道路でJAFが実施したロードサービス救援は、全国で4510件。故障原因別では、最も多いのが「パンク」(1610件:構成比35.7%)、次いで「燃料切れ」(494件:同10.95%)となっている。JAFでは、多くの人出が予想される観光地や、花火大会などのイベント会場での依頼にも迅速に対応できるよう、今年もお盆期間中の救援体制を強化する。また、ロードサービス実績に見られる傾向などから、車両点検により回避できるトラブルが多いため、燃料や空気圧の確認など、運転前のチェックを行うようドライバーに呼び掛けている。