国土交通省は、6月を「不正改造車を排除する運動」強化月間として関係省庁、自動車関係団体と連携し展開する。街頭検査を集中的に実施、騒音の原因となっている、違法マフラーなど、悪質な不正改造車排除に向けた取り組みを強化する。6月に警察庁、自動車技術総合機構、軽自動車検査協会などと連携し、違法マフラーなどの悪質な不正改造車に整備命令を発令する。全国で街頭検査を169回実施する予定。また、各運輸支局に「不正改造車・黒煙110番」を引き続き設置する。寄せられた情報をもとに、不正改造車ユーザーに対して警告ハガキを送付し、不正改造の改修とその結果の報告を求める。自動車ユーザーへの啓発活動としてマスメディア、ポスター、チラシなどにより広報を実施する。全国のバス事業者に協力してもらいバス車両への広報横断幕を掲示する。自動車整備士養成施設などへの出前講座も実施するほか、不正改造についての認知度に関するアンケート調査を実施する。