日産自動車は5月22日、パシフィコ横浜で5月24日から26日まで開催される自動車技術展、「人とくるまのテクノロジー展2017」の出展内容を明らかにした。日産は今回の人とくるまのテクノロジー展2017において、安全かつ持続可能な社会の実現を目指すことを目的とし、車と人々の体験をよりワクワクするものにする「ニッサン インテリジェント モビリティ」の取り組みを紹介する。日産は、車の電動化と知能化に向けた技術開発を推進することで、地球温暖化やエネルギー問題、交通事故や渋滞など、車が関与する社会課題を解決することを目指している。ニッサン インテリジェント モビリティは、車の知能化により、より安全で意のままのドライビングを可能にし、電動化によりクリーンで効率のよいパワートレインを実現することで、ドライビングをよりワクワクするものに進化させる。さらに車が広く社会とコネクトすることで、新たなモビリティ体験を提供していく。日産ブースでは、電動化の取り組みとして、『ノート』用の100%モーター駆動の新電動パワートレイン「e-POWER」など、最新技術をスマートフォンやパネル、部品展示で紹介。知能化の取り組みとしては、『セレナ』の自動運転技術「ProPILOT」などの、先進の安全技術を紹介する。自動車技術会主催の特別企画展示会場では、時代の転換期を革新技術により乗り越えてきた歩みの紹介として、昭和53年排出ガス規制に対応したZ型エンジン搭載の『ブルーバード1800 SSS』や、当時、日本で唯一の4バルブDOHC機構を採用したエンジンを積む『スカイライン2000ターボRS』を展示する。