英国の高級車メーカー、ジャガーカーズは2月15日、シェルと共同開発した世界初の車内決済システムを導入すると発表した。この車内決済システムは、シェルのサービスステーションにおいて、給油時の代金支払いを簡単にする目的で開発。シェルのアプリケーションをダウンロードすれば、ダッシュボードのモニターに、PayPal またはApple Payの画面が表示され、車内に居ながら、給油代金の決済が行える。このシステムはまず、欧州向けのジャガー『XE』、『XF』、『F-PACE』の最新モデルで対応。シェルのアプリケーションは今後、ジャガー全車とランドローバー全車に拡大展開していく。ジャガーランドローバーのコネクテッドカー担当、Peter Virkディレクターは、「シェルのようなeコメンスにおける主導的企業と協業し、顧客のキャッシュレスモータリングを可能にする」と述べている。