東京電力ホールディングスは、オープン・イノベーションWebページ「TEPCO CUUSOO」で電気自動車(EV)を活用した新しい事業・技術アイデアと、アイデアを自ら実証実験する提案を広く募集する「EV活用アイデアコンテスト」を開催する。優秀なアイデア提案者に対しては、合計で最大10台のEVを最長3年間無料で貸し出す。東京電力グループはこれまで、温室効果ガス排出抑制をはじめとした環境への取り組みの一環としてEVの普及を推進してきた。安心・快適に走行できる環境を整備するため、必要な急速充電の技術規格「チャデモ(CHAdeMO)」の開発や国際標準化を図るなどインフラ整備にも取り組んできた。EVの一層の普及促進を目指して国内の法人・団体事業者(自治体・マンション管理組合を含む)を対象に、2月14日から4月14日まで、EV利用者を増加させる新たな活用方法や、EVユーザーにとって魅力ある製品・サービスなどの提案を募集するもの。応募のあった提案は、実現性、社会性、EV特有性の3つの観点から審査し、プレゼンテーション選考の上、5月末に優秀アイデアを決定する。優秀アイデア提案者には、アイデアの実現を支援するため、合計で最大10台のEVを最長3年間無料で貸し出す。応募は専用サイトから。