東京オートサロン、日本カーラッピング協会の共同ブースでは、フィルムラッピングによって短時間で車のボンネットにエンボス加工のような模様を施工する実演デモが行われていた。ブースに展示されたオレンジのランボルギーニに、3名ほどの職人が共同作業でテキパキと作業を行う。ボンネットの汚れなどをきれいにしたら、下地としてフィルムテープで任意の模様を作るところから始まる。ボンネットのフチのところには、パッケージの開封テープのようなものを貼り付けておく。次に表面フィルムとして大きなフィルムシートを貼り付ける。ヘラやドライヤーをうまく使いキレイに貼れたら、開封テープとはさみなどでボンネットの形状どおりに切り取れば終了だ。作業を見ているときは、手際よくフィルムを貼っている作業として見ているが、終わった状態で仕上がりをみると、確かに複雑な模様のエンボス塗装されたように見える。実演デモでは制限時間を区切って行われ、作業の簡単さをアピールしていたが、実際の施工は、表面のゴミやチリを完全に除去し、複雑な曲面もシワなく仕上げなければならない。プロの技が必要だが、はがすのはだれでもできるそうだ。専用の特殊なラッピングシートのため、跡も残らない。ラッピングの良さは、塗装よりも気軽にボディカラーを変えたり、オリジナルデザインを楽しむことができること。また羽石やキズなどの保護にもなる。透明なフロントガラス用のフィルムもあり、ボディやガラス保護のためラッピングをする人もいる。人気色の車を買って、ラッピングで違う色を楽しみながら塗装の保護を行い、下取り査定を高く維持するという人もいるという。
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