米国のEVメーカー、テスラモーターズは11月30日、超急速充電施設の「テスラスーパーチャージャーステーション」を岐阜羽島に新規開設した、と発表した。テスラの「スーパーチャージャー」は、テスラが提供する超急速充電器。認証などの手間いらずで、充電口に差し込むだけで、24時間無料で利用できる。 『モデルS』の場合、30分で約270km走行分の充電が可能。これまでに、東京3か所、横浜、大阪、神戸、岡山、仙台、盛岡、長野、浜松の11か所に設置しており、岐阜羽島の開設で合計12か所となった。岐阜羽島のスーパーチャージャーは、名神高速道路の岐阜羽島ICに近く、大阪と名古屋間の移動や、北陸/中央道を利用した太平洋側と日本海側の移動などが、非常に便利になる。テスラによると、東は岩手県の盛岡から、西は岡山県の倉敷まで、国内12か所に設置されたスーパーチャージャーと、国内約50か所に設置されたテスラ専用普通充電「デスティネーションチャージャー」を活用すれば、テスラ車での本州の移動は、限りなく無料でできるようになるという。