マツダは、最大5万円までのボディ損傷修理を無償で行う独自の補償特典を付けた自動車保険『スカイプラス』を11月1日から販売会社を通じて展開することを明らかにした。自動車保険を利用しないで修理できるもので、等級は維持される。スカイプラスの補償特典は、マツダ販売店で購入した初度登録から3年以内の車両が対象で、販売店が指定する損害保険会社の自動車保険に加入すれば、加算金なく付与するというもの。補償特典でカバーできるのはバンパーやドアミラーを含むボディ損傷のうち登録車で最大5万円、軽自動車で同3万円までの修理。軽鈑金と呼ばれている修理であれば、ほぼカバーできるという。ただし、修理金額が補償限度額を超えると対象外となる。マツダの福原和幸常務執行役員は「事故後の保険料の割り増しが増えたので、5万円以内のちょっとしたキズであれば保険を使わずに自己負担でやられたり、そのまま放置するケースが多いので、そこをカバーできればという思い。デザインや色にこだわりをもってマツダ車を買われるお客様が多いので、できるだけ良い状態で乗って頂くために始める」と導入の背景を語った。