ドイツの高級車、メルセデスベンツ傘下のスマートは9月22日、フランスで9月29日に開幕するパリモーターショー16において、新型『フォーフォー・エレクトリックドライブ』を初公開すると発表した。同車は、久々の復活を果たしたスマート『フォーフォー』の新型をベースに開発されたEV。これまで、『フォーツー』にEVは用意されてきたが、フォーフォーへのEV設定は、初めてとなる。EVパワートレインは、『フォーツー・エレクトリックドライブ』と共通。車体のリアに搭載されるモーターは、最大出力81hp、最大トルク16.3kgmを発生。最高速はリミッターによって130km/hに制限される。0-100km/h加速は、12.7秒の性能を持つ。バッテリー(二次電池)は、ドイツ・カーメンツのダイムラーの子会社、ドイチェ・アキュモーティブ社製の蓄電容量17.6kWhのリチウムイオンバッテリー。1回の充電での最大航続可能距離は、欧州の計測モード(NEDC)で、およそ155km。充電時間は、英国と米国の方式で2.5時間、他のEUの方式で3.5時間。2017年にオプション設定される新開発の急速チャージャーを利用すれば、およそ45分で充電が終了する。
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