自動車整備関連製品の製造・販売を手がけるツールプラネットは、2025年2月26日より東京ビッグサイトで開催される「第22回 国際オートアフターマーケット 2025(IAAE 2025)」に出展する。特定整備やOBD車検に対応した先進的なスキャンツールの「TPM」シリーズを筆頭に、ツールプラネットの最新ラインアップを披露する予定だ。
展示の目玉は、ツールプラネットを代表するスキャンツールTPMシリーズの最新モデルである「TPM-6」だ。2024年10月に開始されたOBD検査対応の特定整備認証スキャンツールであり、次世代車載通信規格「DoIP(Diagnostics over Internet Protocol)」に対応。有線・無線での検査が可能となり更に活用の幅が広がった。
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これにより、国産乗用車からトラック、さらには多様な輸入車まで、アフターマーケット全体の整備ニーズをオールインワンでカバーする。また、近年搭載車種が増加しているADAS(先進運転支援システム)のキャリブレーションにも対応した「エーミングモード」により、レーダーやカメラを用いた前方センシング機能の調整作業を短時間かつ高精度で実施できる。また近年需要が多く求められる、診断・作業の完了を書面化する「EasyReportplus」の標準装備など整備現場での生産性向上に貢献する。
同時に展示される「nanoWIN」は、ツールプラネットとして初のOBD検査専用スキャンツール。最新規格であるDoIP(ISO13400)に加え、従来の有線接続にも対応することで、高度なパフォーマンスとユーザビリティを両立している。
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特徴として、Bluetooth接続機能を搭載し、OBD検査を無線通信でシームレスに実行可能。さらに、TPMシリーズの診断・整備サポート機能もオプションで追加できるため、エントリーユーザーからプロフェッショナルまで、幅広いユーザー層に対応する拡張性を備えている。
IAAE 2025の会場では、今回紹介した「TPM-6」「nanoWIN」を中心に、ツールプラネットが誇るスキャンツールの全製品が一堂に会する。最新スキャンツールの実力を、手に取って確認できる貴重な機会となるだろう。さらに今回は参考出品として「TPM-DDA」の初披露が予定されている。