中小企業等の人手不足解消につながるIoTやロボット等の「省力化製品」導入費用の一部を補助する「中小企業省力化投資補助金」の申請受付が今年6月25日から開始され、今年10月と11月には、自動車整備業を対象とした「自動調色システム」「自動車向け溶接機(スポット溶接機)」「自動車向け溶接機(パルス制御溶接機)」が省力化製品のリストに追加された。
同補助金は、人手不足に悩む中小企業等に対して、簡易で即効性がある省力化投資を促進し、中小企業等の付加価値額や生産性向上を図るとともに、賃上げにつなげることを目的としている。
補助金の製品カタログに掲載された製品が補助対象となるが、車体整備向け製品においては、11月22日時点では具体的な製品が確定していない。なお、補助上限額は従業員数5人以下が200万円、同6~20人が500万円、同21人以上が1千万円となり、補助率は2分の1以下。ただし補助事業者が規定する賃上げ目標を達成した場合は上限額がそれぞれ引き上げられる。