旧車に特化した買取サービス「旧車王」を運営するカレント自動車は11月21日、旧車に興味のある159人を対象にアンケートを実施し、その結果を発表した。調査では、52.5%の人が「いつか所有してみたい旧車がある」と回答し、26.3%は既にその夢を実現していることが分かった。
調査期間は2024年11月14日から11月20日で、インターネットを通じて行われた。
旧車への憧れの理由として最も多かったのは「デザインに惹かれたから」で51.9%を占めた。旧車の独特なデザインは現代の車にはない魅力があり、多くのメーカーが復刻デザインを取り入れている。
次に多かった理由は「走行性能が良かったから」で20.8%だった。旧車は軽量でシンプルな構造が特徴で、加速性能やハンドリングの良さが評価されている。
旧車との出会いのきっかけとしては、「雑誌や書籍で見かけたから」が32.3%で最も多かった。続いて「街中やイベントで見かけて一目惚れしたから」と「歴史的なレースやラリーの映像を見て興味を持ったから」が同率で16.1%だった。
憧れの旧車としては、「ハコスカ」こと日産『スカイラインGT-R』(KPGC10)が8票で1位、『フェアレディZ』(S30)が7票で2位、R32型スカイラインGT-Rが5票で3位となった。特に1970年代の日産車が人気だ。