BYDは1月16日、中国で開催した「2024 BYD Dream Day」において、世界初の車両統合型の無人機システム(UAS)などのテクノロジーを発表した。
BYD Dream Day 2024のメインは、さまざまなインテリジェンス体験で、BYDの最先端のインテリジェント技術を披露した。NOA(自動運転のためのナビゲーション機能)を搭載したデンツァ(DENZA)『N7』や、無人機システムを搭載した仰望(YANGWANG)『U8』のデモ、eコンセプトカーの試乗やeパーキング、知能エントリーシステムなど、さまざまな技術が紹介された。
BYDは、世界初の車両統合型無人機システムを開発し、自動車向けドローンベイの先駆けとなった、と自負する。中国に本拠を置き、民生用ドローンやその関連機器を手がけるDJIと、システムを共同開発した。
このシステムには、インテリジェント・ストレージ、自動バッテリー交換、充電管理が組み込まれており、ワンクリックでの離陸と着陸が可能。また、高精細で高フレームレート、低遅延の画像伝送をサポートし、車内に送られてくる空中の景色が旅行体験を向上させる、としている。