ヘッドライトのトラブルに備える、ヘッドライト型式とバルブの基本知識 | CAR CARE PLUS

ヘッドライトのトラブルに備える、ヘッドライト型式とバルブの基本知識

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ヘッドライトトラブルに備えよう! 愛車のヘッドライト型式とバルブの基本知識~Weeklyメンテナンス~
  • ヘッドライトトラブルに備えよう! 愛車のヘッドライト型式とバルブの基本知識~Weeklyメンテナンス~

帰省や冬場の行楽などで夜間走行するケースも多いが、そんな時に注意したいのがヘッドライトのトラブル。交換バルブを携行しているのがベストだが、球切れの際の交換手順は憶えておきたい。

ヘッドライトは夜間走行の生命線だ。これが切れてしまっては安全を確保しながら前に進むことはできない。そこで万が一に備えてヘッドライトをDIYで交換~復旧できるスキルを身につけておくと良いだろう。すべてディーラー任せというユーザーには、ヘッドライトへのアクセスの仕方さえわからないケースもあるだろう。明るい時間にエンジンルームを見てヘッドライトの裏の構造を確認して、できればバルブ交換のシミュレーションをしておけば安心だろう。

では、DIYでヘッドライトを交換する第一段階としてやっておきたいのが愛車のヘッドライトのタイプ&型式を知ることだ。クルマは年式や車種ごとにヘッドライトが異なっている。いくつかのタイプに大別されるものの、愛車のヘッドライトがどれに該当するのかがわからなければ交換用のバルブを用意することも、交換手順を確認することもできないからだ。

現在の車両は大きく分けてハロゲン、HID、LEDの3つの光源を利用している。設定されたのが古い順で行くとハロゲン→HID→LEDだ。年式の古いクルマはハロゲンやHIDを用いているケースが多い。また同じ車種であればすべて同じヘッドライト型式では無いことも要注意。例えば高級グレードはLEDでもグレードの低いモデルはハロゲンを装備しているケースもあるので、車種ではなく愛車の個別(グレードも含めた)の設定を確認すると良いだろう。

しかし、ヘッドライトの寿命はハロゲンは比較的短かったが、HID、LEDと徐々に長寿命になっている。そのため、交換頻度は年々下がっていると言っても良いだろう。そのため、ハロゲンヘッドライトが全盛だった時代を経てきたベテランユーザーはヘッドライトの球切れを経験したことがあるかも知れない。ただしHIDやLEDでもトラブルは皆無じゃないから、交換手順や型式を憶えておくのは決してムダでは無いのでDIY好きの読者の皆さんはぜひチェックしておこう。

ヘッドライトのバルブ交換は、基本的には純正で装着されている形式のバルブを用意して交換取り付けするだけ。DIYメンテナンスとしては比較的ハードルの低い作業と言えるだろう。パーツセレクトさえ間違えなければ、脱着も比較的簡単なので手間取ることは無いだろう。

しかしバルブの型式は結構複雑だ。例えばハロゲンの場合は2灯式の場合はバルブがダブルフィラメント(ハイビームとロービームがひとつのバルブでまかなえる)になっている(一般的なのはH4)。一方で4灯式の場合はシングルフィラメント(H1などの型式)なのでバルブの型式が異なるので要注意だ。

さらに型式の頭文字にDが付いているものはHIDになる。バーナー(HIDでは発光部分をバーナーと呼ぶ)の種類には「D2S」「D2R」「D4S」「D4R」があり、愛車に用いられているのがどの型式のバーナーを用いているかをチェックすることは必須だ。

次に近年の車両に多く見られるのがLEDだ。家庭用の照明でも主流になりつつあるタイプだ。しかしLEDはハロゲンやHIDとは少し様子が異なる。バルブやバーナー部分だけを交換するのでは無く、ユニットごとの交換になる場合もあるからだ。一方では近年のモデルの中にはLEDの発光部分のみを交換できるモデルも登場している。愛車がどの型式なのかは事前にリサーチしておくと良いだろう。

最後に交換はヘッドライトのランプハウス後方にユニットやバルブを設置する部分が取り付けられているケースがほとんど。ボンネットのあるクルマであればエンジンルームを開けるとヘッドライトの後端が見えるはずなので、ここにアクセスすることになる。防水のゴムブーツなどを外すとクリップなどを使ってバルブが固定されているのが見える。カプラーを外してバルブを取り外すことができる構造だ。取り付ける際には逆の手順で実施する。この時に注意したいのはバルブの発光面は素手で触らないこと。バルブは発行時に発熱するので汚れや油分の付着は寿命を縮める要因になるからだ。

夜間走行の安全をサポートするヘッドライト、切れてしまった場合に応急処置をDIYで実施できれば安心感も高いだろう。万が一に備えてあらかじめ愛車のヘッドライト型式やバルブの型式をあらかじめ確認しておくとトラブルの際に慌てることが無い。実際に交換してみるとDIYのハードルも低いので一度試してみても良いだろう。

土田康弘|ライター

デジタル音声に関わるエンジニアを経験した後に出版社の編集者に転職。バイク雑誌や4WD雑誌の編集部で勤務。独立後はカーオーディオ、クルマ、腕時計、モノ系、インテリア、アウトドア関連などのライティングを手がけ、カーオーディオ雑誌の編集長も請負。現在もカーオーディオをはじめとしたライティング中心に活動中。

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《土田康弘》

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