車内外で便利に使える秀作「カーアクセサリー」を厳選して紹介している当連載。今回は注目度がますます高まっている「車載用Android端末」を、新作を含め3機種ピックアップする。これが気になりつつも何を選べば良いかが分からないと思っていたのなら、要熟読♪
最初に、「車載用Android端末」とは何なのかを簡単に説明しておこう。これは、「Apple CarPlay」と「AndroidAuto」(以下、カープレイ)に対応している車載メインユニットにて動画系アプリが使えるようになるというアイテムだ。これを「カープレイ」に対応した車載メインユニットにUSB接続すれば、この中に格納してあるアプリの表示を車載機のモニターに映し出せて操作も車載機のモニター上にて行える。
なお「カープレイ対応機」では本来、動画系アプリは使えない。しかし「車載用Android端末」を接続する場合には動画系アプリも動く。ここが、これが便利である最大のポイントだ。

また、「車載用Android端末」を繋いで動画系アプリを使うとき、いわゆる「テレビキャンセラー」は不要だ。「カープレイ対応機」は動画を映しているのではなく、ただ対応アプリを映しているという認識しか持たないからだ。ここも利点だ。
ちなみに、トヨタ車純正ディスプレイオーディオ搭載車の中には「HDMI入力端子」も「外部映像入力端子」も持たない車種が少なくなく、そのようなケースでは「車載用Android端末」は特に便利だ。「HDMI入力端子」がないので「スマホのミラーリング」をしにくいが、「車載用Android端末」を使えば悩みが解消する。
かくしてさまざまなメーカーからいろいろな製品がリリースされているのだが、選択肢が多くあるがゆえに、どれを選べば良いかが分かりづらい…。
選択においてチェックすべきポイントは、主には2点ある。「HDMI入出力端子の有る無し」と、「取り付け性」だ。これらがどういうことなのかを、新作を含めて以下の3モデルを例に説明していこう。

まずはこちら、「smart(スマート)」の『T-box』(価格:6万280円)から紹介しよう。当品は「HDMI出力端子」を装備するので、例えばリアモニターにも動画系アプリの映像を出力できる。音声は「カープレイ対応機」を経由してリアスピーカーからも聴こえてくる。というわけで動画系コンテンツをリアゾーンでも楽しめるようにしたい場合には、当品のようなタイプが向く。

続いて「Field(フィールド)」が取り扱っている『VISIT・ELA-H3』(価格:9万9000円)をお見せしよう。当品は、「HDMI入出力端子」を備える。出力端子によりリアモニターへと映像を届けられ、入力端子により他のデジタルオーディオプレーヤー等も使えるようになる。例えばポータブルブルーレイプレーヤーを持ち込みこれと繋げば、「カープレイ対応機」でブルーレイも観られるようになる。またスマホのミラーリングも行える。
ただし当品は、取り付けの難易度が上がる。「カープレイ対応機」とUSB接続し、さらには電源配線も別途行う必要がある。なので電源がより安定的に供給されるので、動作の安定度も高まる。そこは利点だ。

一方、「HDMI入出力端子」を省き「取り付け性」も高めると、価格がこなれる。そんな新作が「smart」からリリースされた。それがこちら、『T-box Ultra』(価格:5万380)だ。リアモニターに映像を出力する必要がなく、外部デジタルオーディオプレーヤーの接続もしないというのなら、このようなタイプが候補と成り得る。
今回は以上だ。次回以降も気の利いた「カーアクセサリー」を選りすぐって紹介していく。お楽しみに(記事中の価格はすべて税込。実勢価格は編集部調べ)。


