キャブコンやバスコンといった大型の車両が並ぶ「アソモビ2023 in Makuhari」の会場内で、バスより遥かに大きいトレーラーハウス「FAKE TRAILER」（フェイクトレーラー）が初公開され、会場中の人目を惹いた。
2023年8月5～6日、幕張メッセで「アソビ×モビリティ」の総合展「アソモビ2023 in Makuhari」が開催。アソモビブースで、初披露された「フェイクトレーラー」はそのサイズとインパクトのあるデザインから圧倒的な存在感を放っており、道行く人々はみな足を止めていた。
「THE ME GAREGE」が制作した「フェイクトレーラー」は2階建て構造で、総床面積は45平方メートル。中はマンションやアパートの一室のような広さがあり、空間の使い方は自由自在だ。
中から2階に上がる階段があり、こちらも広々としたテラスのようなスペースに。
展示車両はイベントの雰囲気にあわせアウトドア風になっていたが、飾り付け次第でカジュアルにもフォーマルにもできるだろう。
大きな出入り口が両側2か所にあり、スムーズな動線を確保しており、入り口の地上高は30cmと低く、小さなステップで子供でも簡単に入れるようになっている。
この大型トレーラー、参考展示ではなくなんと実際にレンタルが可能。レンタル費用1日25万円で、別途輸送費はかかるが設置場所までの輸送も行ってくれる。テントのように設営不要ですぐに設置できるのが最大のメリットといい、その大きさによる迫力とデザイン性で集客力も抜群だろう。
スタッフの方に話を伺ったところ、「フェイクトレーラー」は3年ほど前に完成はしていたものの、コロナ禍でなかなか披露することができず、今回の「アソモビ2023 in Makuhari」で念願の初お披露目となったそうだ。一時期は「このまま世に出すことができないんじゃないか」と思っていたそうで、「今日がようやくスタート地点ではあるものの、お披露目できるだけでも満足してしまった」と笑顔で語ってくれた。
