春の東北で白熱!『2023イーストジャパン サウンドコンテスト』注目車両を一気見せ | CAR CARE PLUS

春の東北で白熱!『2023イーストジャパン サウンドコンテスト』注目車両を一気見せ

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春の東北で白熱!『2023 イースト ジャパン サウンド コンテスト』開催! 注目車両を一気見せ!
  • 春の東北で白熱!『2023 イースト ジャパン サウンド コンテスト』開催! 注目車両を一気見せ!
  • BMW X2(オーナー/澤井孝行さん)by サウンドフリークス
  • BMW X2(オーナー/澤井孝行さん)by サウンドフリークス
  • BMW X2(オーナー/澤井孝行さん)by サウンドフリークス
  • BMW X2(オーナー/澤井孝行さん)by サウンドフリークス
  • BMW X2(オーナー/澤井孝行さん)by サウンドフリークス
  • BMW X2(オーナー/澤井孝行さん)by サウンドフリークス
  • BMW X2(オーナー/澤井孝行さん)by サウンドフリークス

すっかり春の恒例イベントとして定着した『2023 イースト ジャパン サウンド コンテスト』。今年は4月23日に、例年と同様に「花と泉の公園」(岩手県一関市)にて開催された。当日は絶好のイベント日和。各地から集った実力車により白熱の闘いが展開された。

ここでは、カーオーディオ専門サイト『PUSH ON! マイカーライフ』の登録店よりエントリーした注目車両計7台をピックアップし、各車に搭載されていた機材の陣容からサウンドインプレッションまで、詳細にお伝えしていく。

◆BMW X2(オーナー/澤井孝行さん)by サウンドフリークス

澤井さんは、今年の3月に完成したというBMW『X2』で参戦した。クルマを新しくしてシステムを載せ替えたとのことだが、そのタイミングでスピーカーを新調。以前から使っていたものと同一機種の新品を装着したという。使用機材の顔ぶれは以下のとおり。

ソースユニットとしてソニーのウォークマンを使い、プロセッサーにはヘリックスのDSP ULTRAをチョイス。パワーアンプにはブラックスのグラフィックシリーズの4chモデルを2台採用。そしてフロント3ウェイ+サブウーファーはディナウディオのアイテムで統一している。「ドキッとする音、感動する音を目指した」とのことだ。試聴してみると、情報量が多く分厚い。サウンドステージの立体感の表現も秀逸だ。リアリティが高く引き込む力も強かった。

◆トヨタ カローラ(オーナー/坂 寿幸さん)by イングラフ

坂さんはトヨタ『カローラ』で参戦した。なおこのクルマにシステムを積み始めたのは約2年前。以後こつこつとシステムアップを重ね、半年前にパワーアンプを新調し現在の形が完成したという。使用機材は次のとおり。

ソースユニットとしてアイバッソオーディオのDAPを使い、プロセッサーはヘリックスのDSP ULTRA。新しくしたパワーアンプとは、ブラックスのグラフィックシリーズの4chモデル×2台。そして以前から使っていたカロッツェリアXの4chモデルでサブウーファーを鳴らしている。フロント3ウェイスピーカーはブラムのトップエンド機で、サブウーファーはカロッツェリアだ。そのサウンドは、雑味がなくクリア。そしてレスポンスが素速くリズムが快活。心地良いハイエンドサウンドを楽しめた。

◆スバル レヴォーグ(オーナー/牧野 政さん)by サウンドウェーブ

牧野さんはスバル『レヴォーグ』でエントリーした。ちなみに牧野さんがこのクルマにシステムを積み始めたのは2017年。そして現在の形に仕上がったのは、去年の春とのことだ。使用機材は以下のとおり。

ソースユニットとしてオンキヨーのDAPを使い、プロセッサーにはアークオーディオのモデルを採用している。パワーアンプにはカロッツェリアXの4chモデルとアークオーディオのモノラルモデルとをチョイスした。スピーカーはツイーターがモレルの38アニバーサリーリミテッドエディション、ミッドウーファーが同・ヴィルタスナノカーボン。そしてサブウーファーがカロッツェリアだ。その音は、しなやかで質感が良好。余韻も美しい。各楽器の音の分離感も上々で、帯域バランスもナチュラル。完成度が高かった。

◆日産 ムラーノ(オーナー/斉藤順夫さん)by LCサウンドファクトリー

斎藤さんは日産『ムラーノ』で参戦した。使用機材は以下のとおりだ。ソースユニットには2台のDAPを使い分けているという。女性ボーカルを聴くときにはアステル&ケルンのモデルを、キレ味を重視したいときにはアイバッソオーディオのアイテムを使用しているとのことだ。プロセッサーにはブラックスのBRAX DSPをセレクトした。パワーアンプにはグラウンドゼロのトップエンド機を採用している。フロント3ウェイ+サブウーファーはハーモテックのモデルで統一してある。

ちなみに斎藤さんはサウンドチューニングを自ら行っている。今回は楽器の質感の表現に注意して仕上げたとのことだ。聴いてみると、ダイナミックレンジが大きく抑揚表現がドラマチック。音楽性高く楽曲の世界を表現していた。

◆メルセデスベンツ GLA200d(オーナー/江口藍里さん)by カーオーディオクラブ

江口さんは、メルセデスベンツ『GLA200d』にて登場した。使用機材は次のとおり。

ソースユニットとしてソニーのウォークマンを採用し、プロセッサーにはヘリックスのDSP ULTRAをセレクトしている。パワーアンプにはブラックスのグラフィックシリーズのモデルを2台チョイスし、フロント3ウェイはイートンの旗艦機、コアで統一している。サブウーファーはカロッツェリアのTS-W1000RSだ。なおトランクではルックスのことも考えられて機材がインストールされているが、フタを閉めれば普通に荷物を搭載可能。実用性はスポイルされていない。そのサウンドは、フォーカスがピタリと合いステージングが実にリアル。レスポンスも素速くキレ味も鋭い。ハイレベルなHi-Fiサウンドが展開されていた。

◆トヨタ・ブレイドマスター(オーナー/平賀章哲さん)by レジェーラ

平賀さんは、電源強化アイテムを投入しシステムのレベルアップを図ったばかりだというこのトヨタ『ブレイドマスター』で参戦した。ちなみに以前に参加したサウンドコンペで低域の表現への助言があり、今回はそこを特に意識して音を仕上げてきたとのことだ。使用機材は以下のとおり。

ソースユニットがフィーオのDAP、プロセッサーにはヘリックスのDSP PRO MK3がセレクトされている。パワーアンプにはブラックスのモデルを選択し、フロント3ウェイスピーカー+サブウーファーも同ブランドのモデルで統一してある。実際に試聴してみると高解像度でS/Nが高い。また雰囲気がありコクもある。誇張はなく自然なバランスでありながら、引き込む力が強く感動力が高い。充実したステレオサウンドを堪能できた。

◆BMW X3(オーナー/三好龍彦さん)by クァンタム

一昨年の夏に完成したというこのBMW『X3』で主要なサウンドコンテストを転戦している三好さん。当大会にも前年に引き続いて参戦した。使用機材は以下のとおり。

ソースユニットにはDAPを使い、プロセッサーにはブラックスのBRAX DSPをセレクトしている。パワーアンプにもブラックスのフラッグシップ機、MX4 PRO×2台をチョイス。フロントスピーカーはZRスピーカーラボのトップエンドライン、エクストラヴァガンスシリーズのモデルで3ウェイを構成している。サブウーファーはカロッツェリアのTS-W1000RSだ。試聴してみると、まずは高域の繊細さが印象的。また低域はタイトでキレ味が鋭くドライブ感も上々。全体的にはリアルで質感も良い。ハイレベルなHi-Fiサウンドを満喫できた。

《太田祥三》

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